こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院です。
当院では、四十肩、五十肩の患者様がたくさん来院されます。
四十肩、五十肩はとても痛みが強く、日常生活に苦痛を伴うだけでなく、改善にも時間を要しやすい傷病ですので、罹患した患者様の多くが、
「こんなに痛いものだとは思っていなかった」とか、「時間が経てば良くなると聞いていたので、様子をみていたら、どんどん痛みが強くなるし、もう数ヶ月も経っているのに痛みが取れない」などというような言葉を口にされます。
そして、四十肩、五十肩の患者様によく質問されるのが
「痛くても動かした方がいいのでしょうか?」
という質問です。
こちらは、色々な説があり、何が正解と決める事が難しいのかもしれません。
私達、亀太郎はり灸整骨院では
「夜間痛や安静時痛が無くなったら積極的に動かしてください」
とお伝えしています。
夜間痛というのは、夜寝ようとしたときに肩に痛みを感じる状態です。
安静時痛というのは、とくに肩や腕を動かしていないのに、肩関節に痛みを感じる状態です。
夜間痛や安静時痛がない状態でしたら、動かさないと、関節が拘縮といって、固まってしまうのでどんどん動かすようにお伝えしています。
動かす際も、最初からガンガン動かすのではなく、徐々に動きをつけていくのが良いです。
強い痛みを感じると、脳は防御反応をとるような指示を出しますので、筋肉が硬くなり、思ったように動かす事が出来なくなる場合があります。
脳は痛みになれてくるので、動かしていたければ少しそのままで止まって、痛みになれてきたら、また動かすという感じで運動をすると良いと思います。
もし、四十肩、五十肩でお困りの際は、気軽にご相談ください。
お身体を確認して、今は、どのような状況(状態)なのかを詳しく説明して、二人三脚で回復を目指します。
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こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。
今回は「ふくらはぎの外側の痛み」に関して症例をシェアいたします。
ランナーやダンサー、サッカー選手等のように、足に負担が多く掛かる方に発生しやすいです。
先日、来院した患者様は、20歳前半の女性でした。
仕事でダンスをしているとのことです。
ダンス中に右足に荷重をした時に、ふくらはぎの外側に痛みを感じ、そのあと、筋肉が常につってしまっているような感覚とのことでした。
ふくらはぎの外側には、腓骨という細い骨があり、あまり太い筋肉が無いところなので、
「骨にヒビでも入ってしまっているのかと思って・・」と心配そうに来院されました。
どんな時に痛みが出るのかを質問すると、ダンスのターンの時に軸足に体重をかけて外側に身体が傾いたときに痛みを感じるとのことでした。
骨にヒビが入っている場合は、ヒビが入っている部分に痛みが明確に出ることが多く、指で押すとヒビの入っているところが痛みを強く感じる事が多いです。
しかし、そのようなことはなく、
「腓骨筋炎」
と判断しました。
腓骨筋とは、先述した腓骨というふくらはぎの外側にある、細い骨に沿うようにして走行している筋肉です。筋肉なのですが、骨と勘違いされる方も少なくありません。
この筋肉は、足関節を外側に引き上げる働きや、重心のバランスが外側に傾いた時に、転ばないように身体を支えるときに活躍します。
今回の患者様も、軸足に荷重をして、外側にバランスが傾いた時に腓骨筋に負担がかかり、この動きを繰り返ししていたために、腓骨筋に炎症が起きてしまったのです。
腓骨筋に鍼施術を行い、手技で筋肉をほぐして、血流をよくし、キネシオテープでテーピングを施しました。
術後、確認のために、外側に重心をかけてもらい、腓骨筋に負担をかけてみると、施術前より痛みがなく、”テーピングのおかげですごく支えられているような感覚がする”と仰っていました。
もし、ふくらはぎの外側に荷重をかけた際に痛みがある場合は、今回の内容を参考にしていただければと思います。
まずは、痛みを感じたら、自己判断をするのではなく、鍼灸整骨院や整形外科へ相談してみてください。
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こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院です。
6月はスポーツの大会が盛んに開催されいます。
それに伴って、スポーツ選手がケガで当院へ来院する事が増えています。
先日、当院へ来院した患者様の症例をご紹介いたします。
15歳 女性
剣道部
前日にお風呂場でしゃがんだ際に内くるぶしの前下方部に激痛がはしり、それ以降、足に荷重をするだけで痛みがある。5日後に剣道大会があるために、痛みをできるだけ軽減したい。
このような患者様が来院しました。
初診日に患者様は、「たぶん、土踏まずを捻挫したと思う」と言っていました。
実際にみてみると、内くるぶしの前下方が腫れていて、熱感もありました。
足関節の動きやリスフラン関節(土踏まずのあたりにある関節)の動きを確認しても、異常なし。靱帯損傷無し。よって、捻挫ではないと判断しました。
結果的には、「後脛骨筋腱の牽引による舟状骨部の炎症」と判断しました。
後脛骨筋はふくらはぎから、内くるぶしの前下方にある、舟状骨という骨につく筋肉です。
この後脛骨筋が硬くなると、舟状骨をひっぱるような力が加わります。
患者様に最近、ふくらはぎに何か異常を感じたことがないかと質問をすると、
「ここ最近、踵上げのトレーニングをたくさんしていて、ふくらはぎがガチガチになっている感じがした」と返答がありました。
ふくらはぎにある、後脛骨筋が硬くなった状態で、お風呂場でしゃがんだ際に負荷がかかり、炎症が発生したと予想されます。
施術は、後脛骨筋を柔らかくするために鍼施術と手技、足関節の調整、テーピングで土踏まず形成と舟状骨から後脛骨筋の保護をしました。
翌日に来院されたときは、痛みは70%くらいに軽減していました。
しかし、まだ、剣道で強く踏み込むことは難しい状態でした。
この日も同じ施術を行い、翌日にまた来院することに。
3回目の来院時は痛みが30%まで改善しており、日常生活上では痛みがあまり気にならなくなっていました。
4回目の来院時には翌日が大会でしたので、テーピングを強固に行いました。
その場で剣道の踏み込みをしてもらうと、「えっ!踏み込める!」と、とても喜ばれていました。
無事に大会に出場できるレベルに改善して、ご両親も大変喜んでいらっしゃいました。
今回の患者様はとても順調に回復したケースですが、痛めてからすぐに施術を受けることで早期回復の可能性は高くなります。大会前だからと無理して、施術をせずに練習を継続するとおそらく、大会本番は痛みで良い動きは出来なかったと思います。
スポーツで身体に違和感や痛みを感じるときは、少しでも早くまずは施術を受けることをおすすめいたします。テーピングをするだけでも結構、動きやすくなります。
今回の症状と似たもので「有痛性外脛骨」というケガもあります。
こちらもなかなか強い痛みが出ますが、施術をする事で良い状態で大会を迎えるサポートは可能となります。
ぜひ、スポーツのケガでお困りの方は当院へご相談いただければと思います。
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こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。
今回は、施術を受けた後に発生する事がある「好転(こうてん)反応」についてお伝えいたします。
当院では、初診の患者様には問診で、過去の施術経験についても質問をいたします。
そのなかでよくあるのが、”マッサージを受けた後に身体がだるくなった”というものです。
このように、施術を受けた後に身体にダルさや眠気、痛みが増してしまうような反応のことを「好転反応」といいます。
好転反応は整体やマッサージ、鍼施術を受けた日の夜や翌日から発生する事があります。
それは、身体が悪い状態から良い状態へ回復しようと好転しているからです。
ごくまれに、発熱する方もいらっしゃいます。
施術によって血流が改善したり、自律神経のバランスが変わったり、身体の中ではいろんな変化が起きます。その際に、反応を起こします。
2~3日で自然と好転反応が落ち着くと、そこからすごく身体が軽くなったりもします。
好転反応の中で「弛緩反応」「回復反応」というものがあり、この反応が起きると身体のダルさを感じやすくなります。
もし、反応が出てしまった時は、身体の声にしたがうようにして、横になってゆっくりと休む事をおすすめします。
「好転反応が出た方が効いている、出ないと効いていない」と思う方もいるようですが、これはあまり関係なく、好転反応が出ても出なくても、身体に回復力は生じています。
同じ患者様が同じ施術を受けて、好転反応が出るときと出ないときもあります。
ただ、身体が疲労困憊の状態の方や、睡眠不足、精神的にストレスを多く抱えている方に関しては、反応が起きやすいような気がします。
一般的には、疲労してる、薬を長期間服用している、強い薬を服用している、栄養状態が悪い、睡眠不足などの方は好転反応を自覚しやすいともいわれています。
揉み返しと好転反応は違うの?
という質問をうけることがあります。
揉み返しは、色々な説がありますが、一般的には筋肉や神経に強い刺激が加わったり、長時間刺激を加えた場合に筋肉が炎症をおこして痛みを出している状態といわれています。
施術中のマッサージの強さを弱くしたり、時間を短くすることで解消できます。
一方の好転反応は、施術の強さなどはあまり関係ありません。あくまでも、回復しようとする時に生じる反応と言われています。
もし、好転反応が強い、揉み返しのような症状が改善されないという時は、施術者に相談することをおすすめいたします。痛みが日に日に強くなっている、痛みが引かないというときは特に相談が必要です。
参考にしていただければと思います!
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こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。
当院には、身体の痛みや歪みを解消するために来院される患者様が多くいらっしゃいますが、人気メニューの一つに美容鍼があります。
年々、知名度が上がり、注目度を増している美容鍼。
人工物を体内に入れることなく、自然に肌の調子やたるみなどに効果を期待できる施術として、とても人気です。
先日、当院で美容鍼施術を受けた患者様から喜びの声をいただきました。
通常は、お客様の体感として、
・肌色が健康的になった
・化粧のりが良い
・ニキビが早期に改善した
・フェイスラインがすっきりした
などという声をいただきます。
しかし、今回のお客様からは以下のような喜びの声をいただきました。
「いつも化粧品会社で肌診断を受けているのですが、美容鍼を亀太郎さんで2回行って、再度、肌診断を受けたところ、セラミドの数値が非常によくなっていて、初めて肌の指数数値で褒められたんです。」
体感ではなく、実際に数値で改善している事がわかったとのことで、とても喜ばれていらっしゃいました。
美容対策には早すぎは無いと言われています。10代後半から70歳代後半まで幅広いお客様が施術を受けにお越しになっておりますので、気になる方は気軽にお問い合わせください。
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こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院グループ、総院長の尻引です。
3月に入り、当院へ花粉症に対しての施術を希望されて来院される患者様が増えています。
えっ?!鍼灸整骨院へ、花粉症で困っている人が来院するの?
と思う方、少なくないと思います。
なぜ、花粉症でお悩みの方が来院されるかというと、はり施術で体質改善をしにご来院なさいます。
今回は、はり施術によって花粉症の症状が軽くなったという患者様の声や当院での施術コンセプトについてご紹介いたします。
まず、花粉症に対するはり施術を受けた患者様に以下のような喜びの声をいただきます。
・薬を飲まなくても日常生活を過ごせるようになった
・ゴーグル姿で通学していた、小6の娘さんがゴーグルが必要なくなった
・鼻づまりがひどく、10年以上、毎年、副鼻腔炎になっていたのが、副鼻腔炎にならなくなった
※あくまでも当院へ来院された患者様の声であり、効果を保証するものではありません。
最も多くいただく声は、
「病院に行かなくてすむようになった(薬を服用しなくても生活出来るようになった)」
です。
本当は薬を身体の中へ入れたくないが、服用しないと生活へ支障が出てしまうためにやむを得ず服用しているという方、多いと思います。
私も風邪をひいたときなど、薬はできるだけ服用せずに、自己回復したい人間ですので、薬を服用したくないという患者様の気持ちは良く理解出来ます。
では、はり施術でどのような事をするのかについてですが、「身体のバランスを整える」事を行います。
はり施術で、経穴(つぼ)にはりを刺して、身体のバランスを整えることを目指します。
私自身、もともと秋のシーズンに花粉症を持っていたのですが、修業先の師匠にはり施術をしていただき、症状が改善、今では何も症状が出なくなりました。
はりの世界は西洋医学に比較すると、科学的データに基づいた効果の根拠が乏しいのですが、これまで長年世の中に必要とされているということは、効果があるから必要とされているというのは容易に想像がつくかと思います。
体質改善ですので、薬のように服用したらすぐに効果が出るというものではありませんが、体質自体の改善を期待できるのは、とても魅力的ですよね!
はりを施す場所は、頚肩の背面、両手、両足、そして、すこし顔にも施します。
ストレスに関するつぼ、自律神経に関するつぼ、鼻水、目のかゆみなどに関するつぼなどに、はりをします。
最初は数回週1回程度施術をして、その後は間隔を広げていきます。
記事を読んでいただいても、なかなか想像ができないと思いますので、気になる方は当院まで気軽にご相談ください!
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みなさん、こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院グループ総院長の尻引です。
当院に来院されている患者様で「これ、温かくて気持ちが良いですね~。何なんですかこれ?」と質問をよく受ける施術があります。
それは、トルマリンホットパックというものです。
あまり耳なじみのないものだと思いますので、トルマリンホットパックの製造元のパンフレットの中から一部抜粋しながら、ご紹介いたします。
トルマリンは宝石にも使われる高価な鉱石です。このトルマリン鉱石を温めて患者様の体に当てて、温熱療法を行います。
日本人として初めてブラジルの鉱山を開発した永井竜造さんが、ブラジルの14鉱山のうち、トルマリンを産出する2つの鉱山だけ、そこで働く人々の医療費が他の鉱山の6分の1であったことから、トルマリンと健康の因果関係に気づき、科学的な測定と研究を始めたことでトルマリンが注目されるようになりました。
トルマリン鉱石の正式名称は「電気石」といいます。
トルマリンはプラスとマイナスの電極をもっていて、熱を効率よく移動させることができます。
あたためてたトルマリン鉱石はからだの深部にまで熱を速やかに移動させることができます。
熱が移動したトルマリン鉱石の温度は下がりますが、体の中はポカポカ温かくなります。
トルマリンホットパックを体に5分間使用すると、サーモグラフィで表面体温の変化を測定すると真っ赤に表示され、体の芯から温まっていることがわかります。これは、熱伝導率の高いトルマリン鉱石の温熱が深部まで熱を伝えているからです。
また、トルマリンには人間をリラックスさせるα波を引き出す効果があると言われています。
トルマリンを使用した脳波測定ではα波が上がり、極めてリラックスした状態が続きます。ほとんどの患者様が眠るほどのリラックス効果で施術効果も上がります。
当院では、このトルマリンホットパックに熱を加えると微弱電流を発するというトルマリンの特徴を最大限に活かすために、70℃~80℃の熱を加えて行う独特な温熱療法を採用しています。
他の物質や鉱石にはない独特の気持ちよさと温感があります。
微弱電流を体に流すことで、損傷部の回復が早くなるとされています。
私個人としても、特に体の痛みがなくても、トルマリンホットパックを体に当てて、リラックスをしています(^_^)
冷え性の方や血流の悪さを実感している方には、ぜひ、おすすめの施術方法です。
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こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院総院長の尻引です。
2月20日に閉会した北京オリンピック。
各国の代表選手による本気の熱戦が繰り広げられましたね。
日本選手団も活躍され、とても感動しました。
ノルディック複合で見事銅メダルを獲得した日本チーム。
チーム最年長で3度目のオリンピック出場をした永井秀昭選手は、実は当院で体のケアをされています。
最後のオリンピック出場として臨んだ北京オリンピック。
見事銅メダル獲得という有終の美を飾ってくださいました!
当院へ永井秀昭選手が通院している事を知った患者様から、銅メダル獲得後から、
「永井選手ってどんなことをこちらでしてるのですか?」と質問されることが多くなりました。
なので、このブログでも、昨年からオリンピック出場までに当院で行った永井選手へのケアをご紹介したいと思います。
まず、昨年は永井選手は二つの大きなケガをしました。
一つ目は肘の骨折です。
合宿中に自転車トレーニングの最中に接触転倒してしまい、肘の骨折をしてしまいました。
こちらに関しては、骨折の治癒を促進する効果がある、超音波治療器を使用しました。
超音波治療器を照射することで、骨癒合が早くなり、完治までの期間を短くすることが期待できます。
当院では、ハンディタイプの超音波治療器を永井選手へレンタルして毎日患部へ照射するように指示をしました。
結果的には海外へ旅立つ前に完治をして、問題なく腕を使えるようになりました。
二つ目のケガは腰部捻挫です。
こちらも合宿途中で急性腰痛になってしまい、痛みがなかなか取れずに練習が思う様に出来ない状況に陥ってしまいました。
この急性腰痛については、鍼施術、エボフレックス、手技療法、骨格矯正、テーピングを中心に施術を行いました。
鍼施術は痛みを和らげることに非常に適しています。また、エボフレックスという機械は、高周波とラジオ波を吸引しながら照射する機械です。
こちらもマッサージでは届かない、深部の筋肉にアプローチが可能な機械です。
特に、ラジオ波は深部体温を上げる働きがあり、ヒートショックプロテインという細胞自体が回復しようとする働きを生み出してくれます。
また、骨格矯正で腰部に負担のかかりにくい身体づくりを目指しました。そして、キネシオテープを施し、リンパの流れを良くして、筋肉を柔らかくしました。
これらの施術は当院で多くの患者様にも受けていただいている施術です。
当院でのスポーツ選手のケアの場合は、試合の日程や練習のスケジュール等を把握して、出来る限り良い状態を早く作る事に注力します。
また、競技特性を考えてケアをすることで再発のリスクも少なくすることを目標としています。
今回の永井選手も無事に試合出場を果たしていただき、また、メダル獲得後に永井選手から、おかげさまでしたというお礼のメッセージをいただき、微力ながら日本の銅メダル獲得の役に立てたのかなと嬉しい気持ちになりました。
亀太郎はり灸整骨院はスポーツ選手の活躍のお手伝いも積極的に取り組んでいます。
お困りの方はぜひ、気軽にご相談していただければと思います!
永井選手、おめでとうございます!感動をありがとうございました!
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こんにちは(^-^)
亀太郎はり灸整骨院グループです。
冬の季節はぎっくり腰をはじめとする、筋肉の痛みを訴えてご来院される患者様が増えます。
そんな患者様が共通して訴える自覚症状の一つに、「寝起きの強い痛み」があります。
朝起きた時に痛みが強くて、なかなか動く事が出来ない。とても辛い・・・。
でも、少し家事等をして動き始めると痛みが楽になっていく。
というものです。
「朝になると痛みが強いので、私は寝方が悪いのでしょうか?」と質問をいただくことがあります。
ご自身が該当するという方も少なくないと思います。
この朝の起きた時の強い痛みの原因は、
1.寝方が悪い
2.血行不良
この2つが原因になることが多いです。
とくに、血行不良によって発生する身体の痛みが多いです。
寝方が悪いというのは、例えば、子どもが生まれて子供と一緒に寝るようになってから、寝返りを自由にとれなくなった・・とか、ペットが足元で寝るようになって、寝返りを打ちにくくなったというような、寝返りを制限する状態での寝方は体にとって非常に負担となります。
人間は同じ姿勢が続くと、筋肉が硬くなってしまうので、動き出しに痛みをかんじやすくなります。
寝返りは、寝ている時に自分自身の身体が動きを取りたいと判断するために起こる行動です。その寝返りが制限されてしまうと、動きたいのに動けないという状態になります。
この場合は、寝方の環境を整えることで改善する方が多いです。
次に2つ目の血行不良についてです。
これも寝返りを制限された時にも共通する事ではあるのですが、寝ている間に、人間は寝返りくらいしか動きが無くなりますので、体の筋肉の動きが少なくなり、血液の循環が悪くなります。
そして、血行不良が起こると、筋肉は硬くなりますので、再び動き始めた時に痛みを強く感じてしまうのです。
スポーツ前のウォーミングアップというのは、筋肉の血流を良くして、筋肉の動きを良くし、ケガをしないために行います。
ウォーミングアップをしていない状態が、寝起きの筋肉です。
寝起きから動き始めていると痛みが緩和してくるのは、筋肉の血流があがってきて、動きが良くなるために痛みを感じにくくなります。
また、痛みを感じるときというのは、発痛物質という物質が身体の中に出ます。その発痛物質は、酸素欠乏をしているところで発生しやすくなります。
酸素は血液を介して、体をめぐりますので、血流が良くなると酸素が筋肉にいきわたり、発痛物質も押させてくれます。
寝起きの痛みを解消するためには、
起きてすぐに動き出すのではなく、布団の等で身体の痛みの出やすい筋肉を手でさすったり、温めたりしてあげると痛みが出にくくなります。
また、全く痛みが出ないというのは難しくても、何もせずに起き上がるよりは痛みが少なくて済むと思います。
ぜひ、ご参考にしてみてください!
身体の痛みでお困りの方はこちら
亀太郎はり灸整骨院です。
東北は紅葉が見ごろを迎えており、山へ足を運ばれる方が増えております。
当院へご来院される患者様にも、登山中に膝を痛めてしまったという方が増えております。
普段、あまり運動をしていない方が急に登山をしたりすると膝を痛めてしまうことがあります。
特に昨年からのコロナ禍で、外で運動をすることが減っているどころか、外を歩く事自体も減っています。
在宅ワークの方は、これまで通勤で歩いていたのが、通勤自体も無くなってしまい、本当に体を動かさなくなってしまっています。
そんな中で、9月に緊急事態宣言が解除され、外出をしやすくなったので、脚の筋肉が弱っているのにも関わらず、登山に行って、急に膝に負担がかかってしまい膝を痛めてしまっていることが予想されます。
そもそも膝関節には、階段や下り坂の際に体重の6~8倍の重さがかかります。登山の際は、登りよりも下りで膝を痛めてしまう方が多いです。
おそらく、行きの道中で筋肉疲労が起こり膝関節を支える筋肉の柔軟性が低下し、更に帰り道の下り坂で自分の体重の数倍の負担が膝にかかるために、膝関節を支える大腿の筋肉が痛んでしまうのです。
先日、当院へご来院された患者様で下山中に膝の内側を痛めて負傷された方がいらっしゃいました。
60歳代の女性で、これまでも何度も登山をしたことがある方でしたが、膝の痛みを始めて経験されたとのことでした。
登りの後半で膝に違和感を抱き、下山中に痛みが増して、翌日は痛みで歩行が困難になってしまったようです。
知人の登山仲間が当院で膝の施術を受けて、回復されたことを耳にして当院へご来院されました。
半月板損傷や靭帯損傷が無いか確認をしたところ、特に異常はない可能性が高く、単純に筋肉の付着部の炎症と判断しました。
膝は大腿四頭筋や内転筋という膝の曲げ伸ばしに関係する筋肉に負担がかかり、膝関節周囲に痛みを感じることがしばしばあります。
初回は回復力を高めることを目的として、対象の筋にはり施術を行いました。
そして、リンパの流れを良くするテーピング処置を起こないました。
2回目にご来院は一週間後でしたが、痛みのレベルが10(最悪)→5まで回復していました。
2回目の施術はエボフレックスという、高周波とラジオ波を吸引しながら照射する物療機器を使用して行い、また、リンパの流れを良くするテープを貼って終わりました。
一週間後の3回目のご来院時には痛みはほぼ消失したので、患者様の希望であった根本的に膝が痛まずに、登山が出来る体を作りたいという事を達成するために、左右の荷重バランスを均一に近づけるように骨格バランスを矯正と大腿部の筋力トレーニングを指導しました。
現在、定期的に骨格バランスを整えながら、トレーニング中です。
先週はご来院された際に、2日間連続で9時間山を歩いたが、膝の痛みがほとんど気にならなかったという嬉しい報告をいただきました。
膝を痛めた直後は、今シーズンはもう、登山は無理だろうと諦めムードになっていたという事でしたが、2週間程度で登山が出来た事に大変喜ばれていました。
我々、施術家としては、このような喜びの声をいただく事がとても励みになります。
今回の患者様は変形性膝関節症では無かったので、回復も良かったのかと思います。膝に変形が起こると、基本的に膝が痛みやすい形状になってしまう事が多いので、早めに筋力をつけておくことが重要です。また、骨格のバランスも意識することでもちろん、体の不要な負担が減ることにつながりますので、とてもメリットがあると言えます。ご参考にして頂ければと思います。
もし、膝関節の痛みでお困りの方は当院へ気軽にご相談ください。
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