盛岡市の亀太郎はり灸整骨院の脊柱管狭窄症の施術について
- 目次(クリックで開閉)
脊柱管狭窄症の原因
人間の背骨(脊柱)は32〜34個の椎骨によって成り立っています。
この頚椎から腰椎までの脊柱の内側には脊髄神経を収めるトンネル状の管があり、脊柱管と呼びます。
加齢による変形や黄色靱帯の肥厚(分厚くなる)、日常生活での負担、ヘルニアなどのなんらかの影響によって脊柱管が狭くなり、内部にある神経が圧迫をうけ、症状が出ることを脊柱管狭窄症といいます。
脊柱管狭窄症は40歳以上の男性に多く発生します。加齢変化によって脊柱管は狭窄しやすくなるために、高齢になるにつれて発生率は高くなりますが、画像診断上では、脊柱管の狭窄があっても足の痛みやしびれを感じない場合もあります。
脊柱管狭窄症を放っておくと起こることは?
脊柱管狭窄症は頚椎部や腰椎部に多く発生します。
頚部脊柱管狭窄症では頚部の脊髄が狭窄部で圧迫されることにより発生します。手のしびれで発症するのが約8割で、ほとんどが左右両側の手指に症状を感じます。
また、手指を動かそうとするときに動きが悪い、指先でする細かい作業が上手く出来ないという症状を自覚されることが多いです。歩行障害や足や体幹のしびれ、排尿障害などがみられることもあります。
腰部脊柱管狭窄症は腰部の脊髄が狭窄部で圧迫されることにより発生します。腰痛を伴う事が多く、下肢のしびれ感や痛み、違和感や冷感などの知覚異常を感じることもあります。
ヘルニア等の神経根症状の場合は片側性に痛みやしびれなどの症状が出ることが多いですが、脊柱管狭窄症の場合は両側性に痛みやしびれを感じるという特徴があります。
また、脊柱管狭窄症の特徴的な症状として、間欠性跛行(かんけつせいはこう)があります。これは歩行障害の1つで、歩いていると下肢に痛みを感じはじめ、そのまま我慢して歩き続けていると痛みが更にひどくなり歩行を継続する事が出来なくなり立ち止まってしまいます。
しかし、立ち止まってしまった時に体を前かがみにしたり、しゃがみ込む姿勢をとったりすると神経の圧迫が緩み、痛みがとれてくるのでまた歩き始めることが出来ます。間欠性跛行は脊柱管狭窄症の約半数の方にみられる症状です。
脊柱管狭窄症は放っておくと手が上手く使えない、思ったように歩けないことや感覚異常が強くなるために日常生活に苦痛を伴います。
当院の脊柱管狭窄症の施術方法は?
当院では独自の脊柱管狭窄症専門の施術方法で早期回復を目指しています。
一般的に病院では鎮痛剤や血行促進薬、神経ブロック注射などの薬物療法、腰椎伸展を制限するコルセット等を装着する装具療法などを施すことが多いです。
また、これらの保存療法をおこなっても良くならない場合や症状が悪化してしまった場合、排便排尿障害を起こしている場合は手術療法を薦められるのが一般的です。
当院には病院受診や手術をしたが改善しなかったという重症の方も来院されます。
当院では脊柱管狭窄症の改善や再発予防には、正しい姿勢(脊柱に負担の少ない姿勢)で日常生活を過ごすことができる状態にすることが重要だと考えております。
そのために必要なのは、正しい姿勢に戻すための施術と正しい姿勢を維持するための筋力です。
正しい姿勢を作るための脊柱管狭窄症専門施術では、専門手技、鍼施術、骨格調整、高周波、吸引筋膜リリース、ラジオ波、EMSなどから患者様の状態にあったものを選択します。
脊柱管狭窄症の施術は骨をボキボキならすような矯正や骨に負担がかかるようなことはしておりませんので、ご安心ください。
また、正しい姿勢を維持するための筋力をつけるためのトレーニング方法も指導しております。
脊柱管狭窄症でお困りの方はぜひ、亀太郎はり灸整骨院グループにご相談ください。