有痛性外脛骨の症例報告|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院
こんにちは。
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。
今回は、有痛性外脛骨でお困りの患者様の症例報告です。
有痛性外脛骨は足の内くるぶしの下にある舟状骨という骨の近くにもう一つ、余計な骨が出来てしまい、ここに、運動時なのでに負担がかかり痛みで運動が困難になる傷病です。スポーツに取り組んでいる方に多く発生し、捻挫などをきっかけに痛みが強く出ることが多いです。
運動をしなくなると痛みが減っていくために、一般的には安静にして、痛みと上手く付き合っていくという方が多い傷病です。
しかし、この有痛性外脛骨は、運動を頑張ればまた再発してしまいやすいのが特徴です。
痛みが酷くなるとなると、つま先立ちで痛みが強くなったり、更に酷くなると、歩くのも痛みが出てきます。
先述したとおり、捻挫をきっかけに痛みが出ることがありますが、その他では、硬い路面で長距離を走ったりしても痛みが出ます。
中学生入学時や高校生入学時といった運動強度が一気に上がる時期に発生しやすい傾向があります。
今回、20歳の女子バスケットボールの選手が有痛性外脛骨の痛みを訴えて来院され、症状が改善しましたので、症例報告をさせていただきます。
20歳・女性社会人バスケットボール選手
前日にバスケットボールの試合中に足関節を内返しに捻った際に、内くるぶしと外脛骨部がぶつかるような感覚になり、その後から、痛みが発生。痛みのために歩行時に体重が上手くのせることが出来ない。
一番最初に発症したのが小学生高学年。それ以降、痛みが出たら整形外科を受診し、痛み止めや湿布、酸素を当てる治療などを受けたことがあったそうです。
いつも、1週間程度安静をして、約2週間程度で一旦、痛みが落ち着いてきたとのことでした。
そして、また、負担が掛かりすぎたときに痛みが発生する。
その繰り返しだったとのことです。
今回、整形外科では無く、当院にお越しになったのは、1週間後にまた、バスケットボールの試合が控えており、これまでのような治療だと、試合で痛みを感じてしまって、プレーが出来ない可能性を感じたために、早く回復する事はできないかと考えていたところ、知り合いからオススメされたので来院されたそうです。
患部を見てみると、見事に腫れていて、歩くのも痛いし、つま先立ちは痛くて出来ない状態でした。
1回目の施術時に鍼施術や手技等を実施したところ、術後にはつま先立ちが出来る様になりました。
痛みが強い状態を10段階評価で10。痛みがない状態を0とすると、試合中に痛めたときはレベル10。
一日経過して、当院へ来院されたときはレベル8。一回目の術後は3くらいまで下がりました。歩行も痛みは感じるが、とても楽になったと喜んでいらっしゃいました。
翌日も続けて来院され、術後はレベル1まで下がりました。(※症状の改善には個人差があります)
非常に鍼との相性が良いのもあったかもしれませんが、とてもスムーズに痛みが引いていき、ご本人も今度の試合は出ることができそうだと喜ばれていらっしゃいました。
もしかすると、また、負担が過剰に掛かってしまったときは痛みが出てしまうかもしれませんが、これまでのように、痛みが引くのを安静にして待つのみというのではなく、施術をしたら、その分痛みが早く引くということがわかったのはとても良い事だと思いました。
うまく有痛性外脛骨と付き合っていくというのでも、付き合い方が変わったという言葉を患者様が口にしていました。
有痛性外脛骨は確かになかなか完治せず、悩んでいる方も多いかと思いますが、ぜひ、施術を取り入れて一日でも早く痛みを解消できるようにしていきましょう。
みなさんの痛みが一日でも早く楽になるように私達は努めてまいります。
お困りの方は私達にご相談ください!
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