こんにちは!
盛岡市・滝沢市地域の皆さんの健康を応援、サポートさせていただいております。亀太郎はり灸整骨院です。
今回は、肩甲骨の痛みにで当院へお越しになられた患者様の症例報告です。
30歳代女性、職業保育士。
1歳児を担当している保育士さんで、園児の食事のお世話や園内清掃の時に拭き掃除をたくさんした時から、右肩甲骨の背骨よりに痛みが出現。
その後も頻繁に拭き掃除が続いたために、動作困難になり当院へお越しになられました。
問診後、体を確認すると、右の背筋が左に比べて盛り上がり、炎症を起こしてしまっている状態でした。
鍼施術を行い、回復力を高め、手技で肩甲骨の動きを確保し、キネシオテーピングを行いました。
すると、翌日から痛みが一気に引き、痛みレベル10段階のうち、10だった痛みが1回の施術で、痛みレベル4に下がりました。
ご本人もまさか一回の施術でここまで痛みが引くとは思っていなかったようで、驚いていました。
更に、肩関節自体の動きが左に比べて右の方が狭くなっていました。肩甲骨が外側に筋肉によって引っ張られている感じです。
肩甲骨の調整をし、可動域を確保したところ、痛みレベルが1まで下がりました。
その後は、仕事でたくさん拭き掃除をしても、疲労はしますが、痛みが出ないという事でとても喜ばれていました。
また、肩甲骨が痛すぎて、しばらくの間、自宅での料理が出来なかったようですが、久しぶりにご主人に手料理をたくさん作ってあげることが出来て、精神的にもストレスが解消されて、とても嬉しいという事でした。
肩甲骨の位置が悪く、更に使い続けてしまった為に、このように炎症が起きてしまった場合、湿布や安静では一時的には痛みが緩和しても、いずれ悪化してしまいます。
根本的に何が悪いのかを判断し、施術することが大切です。ちなみにこの患者様はストレッチは毎日しているという方でした。ゆがみはストレッチだけでは解消されないことがあります。
ぜひ、お困りの方は気軽にご相談ください。
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皆さん、こんにちは!
盛岡市・滝沢市地域を中心に地域の皆様の健康を応援、サポートさせていただいております、亀太郎はり灸整骨院です。
今回は五十肩症状を訴えてご来院された患者様の症例についてご紹介いたします。
こちらの患者様は、腕を上げる・腕を後ろに回すと肩から腕にかけて痛みが出るという症状でお困りになり、当院へご来院されました。
周囲の人たちからは、「年齢的にも症状的にも五十肩じゃない?」と言われたそうです。更に、五十肩経験者から「五十肩は一年位すると自然に治るよ!」と言われたそうです。
そう言われたので、言われた通りに一年位、この痛みと付き合おうかとも思ったそうなのですが、以前、ぎっくり腰をした際に当院の鍼治療ですごく良くなったのを覚えていたので、今回も相談しに来てくださったそうです。
患者様の体を検査していると結果的には「五十肩」ではありませんでした(笑)
世の中では、腕が上がらない・肩関節が痛いというとすぐに「五十肩」と言う人が多いようですが、そうではありません。
今回の患者様も五十肩と非常に似ている症状でしたが、違いました。
鍼施術と肩関節の調整、テーピングを行って、一回目の施術後には肩関節の可動域が大きく改善しました。五十肩の場合はなかなか一回の施術では大きくは改善しにくいです。
4回の施術で日常生活に影響が出ないくらいに回復しました。
ご本人も「来院しようか迷ったけれど、早く相談して本当に良かった」と喜ばれていました。
体の痛みでお困りの時は、ぜひ、一度専門機関へのご相談をおススメいたします。
五十肩でお困りの方はこちら
盛岡市・滝沢市地域の皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
全世界で多くの人間に感染し、不安と恐怖を与えている、新型コロナウイルス。
日本でも全国に緊急事態宣言が宣言されました。
この様な緊張感の中、驚くべき情報が発信されました。
コロナウイルスに感染した患者の87%が鍼治療と漢方薬の治療を受け、なんと9割以上が効果があったという情報です。
そして、中国鍼灸協会がコロナウイルス患者に対する鍼治療のガイドラインを制定したというのです。
コロナウイルスの発生源となった中国は現在、コロナウイルスの感染拡大は収束傾向にあると言われています。その原因は、いち早く経済活動を制限し、人の動きを止めた対策も効果を発揮したと思いますが、鍼治療も感染者の早期回復に役立ちました。
更に、中国北京健康委員会んの広報担当者はコロナウイルスの患者に対して、中医学による治療を用いる事を決定したそうです。以下のサイトに詳しく記載されています。
https://acu.amgc.jp/acupuncture_news/coronavirus
中国の研究ではコロナウイルスの治療や症状の悪化予防に対して、鍼や漢方を使用した治療が効果があるとしています。
鍼治療は免疫力を上げる作用があると言われています。
コロナウイルスに感染しても、免疫力が高ければ重症化することなく、また、無症状の間にウイルスに打ち勝つことが出来ます。
コロナウイルスの怖さは感染力と重症化してしまうと死亡率が高いことです。
今、我々に大切なのは感染しないこと重症化させないことだと思います。
中国は鍼治療の習慣や文化が日本よりも人々に浸透しています。日本はまだまだ、鍼治療の効果や可能性について知られていません。
これを機会に免疫力を高めて、感染の予防に努めてみてください。
一日でも早くこのコロナショックが終息することを願っています。
緊急事態宣言が発表され、様々な業種に休業要請が出ていますが、医療機関は対象外です。もちろん、整骨院、鍼灸院も日常生活の健康維持のために必要な業種として営業しています。
地域によっては休業している院もありますが、お近くの鍼灸院にお問い合わせのうえで、免疫力向上のために鍼治療を受けてみてはいかがでしょうか?
盛岡市の鍼灸整骨院・亀太郎はり灸整骨院へお問い合わせはこちらから。
岩手県盛岡市厨川1-11-2ハイツ厨川1F
019-613-9568
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
本日の盛岡市は最高気温1度と天気予報で発表されました。
かなり冷え込みました。。。
大きな道路は除雪がされていて大丈夫ですが、一本小道に入るとつるっつるの凍結路面で転倒者が増えています。
皆さん、気を付けてなるべく雪が解けている道路を選んで歩行するようにしましょう!!
さて、雪かきや除雪作業をする機会が多い最近、腰を痛めてしまった患者様が増えています。
先々週くらいからどんどん増えています。
本日も朝からぎっくり腰の患者様が来院されました。
昨夜、雪を片付けた後に違和感が出始めて、今朝起き上がろうとした際に痛みが強くて起き上がれなくなってしまったそうです。
ご家族に送迎されて当院へ来院されました。
これまでも何回か腰を痛めた経験があるようで、コルセットを巻いていらっしゃいました。
しかし、これまで経験した腰痛の中で一番痛みが強いとのことです。
夜中もどのような姿勢をしても痛みが強くて眠れなかったそうです。
実際に患部を診てみると、筋肉が非常に硬くなってしまっていて、動こうとするときに痛みを強く出してしまっている状態です。
このような状態のときはマッサージはしてはいけません。下手に刺激を加えると炎症が強くなってしまい更に痛みを強く感じてしまうことがあるからです。
当院ではぎっくり腰の患者様には鍼施術を行います。
個人差はありますが、劇的に良くなることがあるからです。
今回の患者様も、来院時はベッドにたどり着くのが辛そうでしたが、帰りは
「すっごい楽~!!」とびっくりされていました。
あまりに嬉しかったのか、握手を求めていただきました(笑)
しかし、このように喜んでいただけることは私たち施術者にとって非常に励みになります。
嬉しい気持ちと共に「ほっ」とする瞬間です。
まだ、原因である骨格のゆがみは残っているままなので数回の施術が必要にはなりますが、
最後までしっかりと気を抜かずに治していきます。
ぎっくり腰になったらまずは安静にして、少し動ける状態でしたらぜひ、当院へお問い合わせください。
ぎっくり腰でお困りの方は亀太郎はり灸整骨院えご相談ください。
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
当院では、顔に針を刺して美しくする美容鍼のメニューがあります。
ありがたいことに非常に好評です。
美容鍼というと女性がうけるイメージがありますが、男性もたくさん受けています。
営業職の方、結婚式前の方、コンプレックスをお持ちの方など。
年齢も20代から50代まで幅広い年齢の方が受けています。
先日、男性の患者様から嬉しいお声をいただきましたのでご紹介いたします。
29歳男性、福祉関係の仕事をされている方です。
夜勤などがあるために、顔に疲れが出やすく、顔のたるみも気になってきたために美容鍼をお受けになっています。
10回目の施術の際に
「今日、免許更新のために写真撮影をしたのですが、前回撮影をした写真と比べると顔のラインがすっきりしていました!」
「全然違っていて驚きました!」と喜びの声をいただきました。
この方は、前回の免許更新の時よりも体重は増えてしまっているそうで、通常であれば顔もふくよかになってしまう方が多いのですが、
顔だけはすっきりしているとのことです。
美容鍼を受けた後にすぐに効果に気づく方と気づかない方がいらっしゃいます。
普段から、美容に気を付けていてよく顔の手入れをしている方は、効果に気づきやすい傾向にあります。
普段からあまり、鏡を見る習慣や顔の手入れをする習慣が無い方はあまり効果を気づきにくい傾向にあります。
しかし、写真を撮影して比べてみるとはっきりと差がわかる方が多いです。
美容はなかなかゴールが無いですが、早いうちから対策をしていると後悔せずに済みます。
一度、深くなってしまったしわは薄くするのは難しいです。
整えて維持しておくことが大切ですね!!
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
毎朝、盛岡市は車のフロントガラスが凍結するほど寒い日が続いております。
これもまだ、冬の入り口。
これからますます、寒い日が多くなってきます。
さて、この季節に多くなる患者様は交通事故で体にケガを負う方と
「頭痛」の患者様です。
最近、当院に頭痛を改善したいという患者様の来院が増えています。
病院へ頭痛を改善したくて受診し、首や肩の筋肉が固いことによって発生する
「筋緊張型頭痛」と診断され、鎮痛剤を処方されたが、飲んだときは痛みが薄らぐが
薬の効き目がきれると頭痛が復活して困っているという患者様が多く来院されています。
このような患者様は医師から
「整骨院や整体などで筋肉をほぐしてもらってください」と言われたりします。
寒い時期は、何をしているわけでもないのに寒さで肩をすくめるような姿勢になることが多く、
首から肩、肩甲骨周囲の背部の筋肉が固くなってしまいやすいのです。
ご自身でストレッチや温めたりして首の筋肉をほぐすことも大切ですが、それでも改善が見られない場合は
施術を受けることをお勧めします。
当院では、頭痛の患者様は鍼施術を受ける方がほとんどです。
直接筋肉の深い部分にあるマッサージでは届かない筋肉の硬い部分に直接刺激を入れることができ、
結果的に頭痛が改善される可能性が非常に高くなるからです。
当院で頭痛の鍼施術を行ったことがある慢性的な頭痛をお持ちの方は
「先生、頭痛がするので鍼をお願いいします。」
と鍼施術を希望されます。
いろいろ施術を受けたが鍼が一番改善しやすいという患者様の声も多く耳にします。
また、施術している私たちも頭痛改善の効果を非常に感じています。
これからの時期、年末にかけて寒さと仕事も忙しくなると思います。
ぜひ、頭痛でお困りの方は当院へご相談ください。
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
本日は、朝一番で八幡平市からお越しになった患者様が
「朝、少し雪がちらついていたよ~。」
と教えてくださいました。
いよいよ、冬が目の前ですね。。。
早めのタイヤ交換で交通事故を起こさないように気を付けましょう。
また、今日だけで4人のぎっくり腰の患者様が来院されました。
タイヤ交換でぎっくり腰になった人。
ストーブを出そうとしてぎっくり腰になった人。
など冬支度の際に腰を痛めてしまった方が多かったです。
ぜひ、膝を曲げてしゃがむようにし、腰を痛めないようにしましょう!!
さて、今回は腱鞘炎で手首を痛めた患者様に発生する手のむくみに関してです。
女性の主婦や手をよく使用する方に多く発生する腱鞘炎。
腱鞘炎は手首の強い痛みが発生するために日常生活に大きな影響を及ぼします。
今回、ご紹介する症例は保育補助の仕事をされている女性です。
腱鞘炎の強い痛みで様々な治療院を渡り歩きましたが一向に痛みが引かず当院へ転院されてきました。
鍼施術等を行いどんどん回復しています。
この患者様に質問を受けました。
「腱鞘炎になってから、手のむくみがひどくて苦しい。どうすればよくなりますか?」
というものです。
手のむくみは血流が悪いことによって発生します。
腱鞘炎で手首に強い痛みが発生すると手首を使わないようにして、あまり動かさないようにします。
手首を動かさないと、前腕の筋肉の動きが少なくなるために指先の血液が心臓に戻りにくくなり、
むくみが生じます。
足のむくみは足首を動かさなくなるとふくらはぎの筋肉の動きが少なくなり、血流が悪くなりむくみが生じるのです。
では、この手のむくみをどのようにしたら改善できるのか?
手首は腱鞘炎のために動かせません。
答えは指です!
手首がだめでも指を曲げ伸ばしすることによって前腕の筋肉を動かすことができます。
指を動かしても一気にむくみが無くなるわけではありませんが、血流は良くなりますので改善が期待できます。
指を動かして手首に痛みが出るようでしたら中止してください。
炎症が強くなり治りづらくなってしまいます。
その場合は、指先をマッサージしてあげるのが良いでしょう(^^)/
ぜひ、参考にしてください。
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
昨日は、亀太郎はり灸整骨院は日曜日のために休診です。
しかし、日帰りで東京へ勉強会に参加してきました。
どのようにしたら患者様に喜んでいただけるかを勉強させていただきました。
昨日学んだことを院内で話し合い、今後の施術に活かし、一人でも多くの患者様に喜んでいただける整骨院を作っていきたいと思います。
亀太郎はり灸整骨院は、月に2回、患者様の満足度を上げるためのスタッフ会議と全体会議を行っています。
また、治療の技術の確認と新たな治療技術を身に着けるために、朝と昼に必ず練習を行っています。
私たちの技術や知識も常に進歩しています。社員全員が最新の知識と技術を学び、多くの患者様のお役に立てるようにこれからも努力します。
患者様が整骨院に初診で来院していただいたときに、必ず詳しく問診をします。
話を聞いて、検査をすれば、私たち施術家は原因がわかります。そして、その症状を取り除くための必要な施術と期間もだいたい目安がつきます。
しかし、この内容を患者様自身が理解しなければいけません。
患者様の症状を治すために我々は施術を行いますが、患者様自身が
「治そう」という気持ちにならなければ治らないこともあります。
例えば、日常生活の生活習慣の中に体を痛めてしまう原因があった場合、患者さん自身が「治そう」と気を付けなければなりません。
問診時に検査して導き出した痛みの原因や体の状態を専門用語を使用せずに患者様が理解できるように説明をする練習も行っています。
患者様に「わかりやすい」と言っていただけるように。
また、施術中も何の目的でこの施術をするのか。この施術を受けた結果どうなるのかを説明することにも力を入れています。
今後も患者様に満足いただけるように実力をつけていきます。
今後の亀太郎はり灸整骨院へご期待ください(^-^)
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院の尻引奈津江です。
本日はそろそろ訪れる雪の時期を前に多くなるご相談ごとについてお伝え致します。
まず昨年の盛岡は平地の初雪は11月9日でした。
今時期だったんですね!
今年はまだ少し先のようですが、そろそろガソリンスタンドやディーラー、タイヤ屋さんなどが忙しくなってくる季節。そうです、タイヤ交換です。
ご自分のお車、自分でタイヤ交換される方、そうでない方もタイヤの持ち運び出し入れなどでギックリ腰になる方が急増します。
春先も同じような理由でギックリ腰になる方は多いです。他には冬期間休んでいたスポーツや庭、畑仕事の再開なども多い理由の一つですね。
多くの方が重いもの持ち上げた時にしかギックリ腰にならない、と思い込まれていますがそんなことはありません。
きっかけは人それぞれ、くしゃみや、振り返った瞬間や、洗顔しようとしたとき、靴下を履こうとしたとき、転びそうなところをこらえた時などなど。。。原因はもう少し前から始まっていることが多いです。
私自身は二回ギックリ腰を経験しました。
程度も2回目はそれはそれはひどいギックリ腰でした。職場に向かう途中の徒歩移動している際に、ズレてきたストッキングを少し引き上げた瞬間から、もう動けなくなってしまいました。
腰を約90度近くに曲げてなんとか職場までたどり着きました。
帰って良いよ、と言われても帰れませんでした。動けないのです。少し時間を置いてから帰ったのですが、あの時は辛かったです。
患者さんの気持ちがよくわかります。
はじめが肝心!放置したり軽くみて、だましだまし動いたりせず、まずは治療を受けそして安静にしておくことが大切です。
朝一番や、重い物を持ち上げる前などは特に、簡単な運動ストレッチなどをして体を温めておくことは予防になりますよー!
お困りの方はすぐにご相談を!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
今回は、40歳から50歳にかけて発症しやすい肩関節の傷病に関してお伝えします。
この年代になると「四十肩」「五十肩」という肩関節から上腕にかけて強い痛みと運動制限が発症しやすくなります。
腕が上がらない、肩が痛いという症状がでると一般的には四十肩、五十肩を考えがちになります。
しかし、すべてが当てはまるわけではありません。
実際に当院に来院される患者様で
「先生、五十肩になっちゃったよ~。周りの人にそういわれて。これって一年ぐらいかかるんだよね?」
と患者様自身が五十肩になってすぐには治らないからしょうがないと決めつけている方がいます。
夜に寝ていて痛くて目が覚める、「夜間痛」というものがあります。
この夜間痛がある場合ですと四十肩、五十肩の可能性が高くなります。
夜間痛がない場合は、一時的に肩関節周囲の筋肉が炎症を起こしたり、筋肉が固くなり動きが悪くなっているだけのことがあるのです。
先日来院された患者様はアパレル関係の仕事をされている方でした。
「腕が上がらない」とお客さんに話したところ、
ほとんどのお客さんに
「それ、四十肩だよ。」
という風に言われたそうです。
本人もその気で、これはしょうがないものだと思って二週間くらい過ごしていたそうです。
しかし、お客さんの一人に
「私、四十肩だと思っていたら実は違ったみたいで治療をしたらすぐ動くようになったよ!」
と言われ、当院を勧められて受診してくださいました。
実際に患部を確認していると確かに腕が70度くらいしか上がっていません。
シャツの裾をズボンにしまうような腕を後ろに回す動きは痛くてできていませんでした。
しかし、夜間痛は無い状態でした。
腕というのは、上腕骨、肩甲骨が連動して動きます。
今回の患者様は肩甲骨の動きが非常に悪く、肩関節も内巻き肩になってしまっていました。
鍼施術を行い筋肉を柔らかくし、内巻き肩と肩甲骨の動きを改善させたところ、施術後は一度目の施術にもかかわらず可動域が広がっていました。
原因は肩甲骨にありました。
その後、週に二回の施術を行ったところ3回目の施術後にはさらに可動域が広がり、
4回目の受診時には
「先生、ほとんど痛みが気にならなくなった。あのまま治療に来なかったらどうなっていたんだろう。」
という喜びの声をいただきました。
四十肩、五十肩というと肩関節のみを意識される方が多いかと思います。
しかし、人間の体は思ったよりも複雑です。
原因さえ分かってしまえば良いのですが、その原因は素人ではわからないかもしれません。
また、最近はインターネットで様々な知識を得ることが容易です。
患者様自身が自分の症状を検索して、傷病名を決めてしまっていることがあります。
今回の患者様も四十肩五十肩と決めつけたままで治療を行っていなかったら、今頃はまだ痛みが強かったかもしれませんね。
もし、体の痛みでお困りの際は亀太郎はり灸整骨院へご相談ください。