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病院で異常なしといわれた指のしびれはどうすれば良いの?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.07.10 | Category: からだの痛み,鍼灸治療,骨格矯正

こんにちは!

盛岡市の亀太郎はり灸整骨院です。

今回は、手の指先に痺れを感じて当院にお越しになった患者様の症例報告をいたします。

 

50歳男性

会社員(デスクワーク)

お悩み
当院に来院の1週間前から左手の第3指、第4指の先端にしびれ症状が出現。
整形外科にて診察をしてもらったが、特に異常なしとの診断。

 

1週間経過して症状が更に強くなり、睡眠時にも痺れが強くて目が覚めるようになってしまったために当院に来院。

初回来院時、カウンセリングや様々な整形外科テストを実施したところ、胸郭出口症候群の疑いがあり。

(胸郭出口症候群については当院のページをご覧ください)

 

睡眠時に身体を横向きにして、猫背のような姿勢が続くと痺れの症状が強くなり、起き上がってしばらく歩いたりして時間が経過すると痺れが少し楽になるということから、特に斜角筋、小胸筋部に原因があるように感じました。

横向きで寝ると腕の重みで胸周辺の筋肉が縮まるような姿勢になります。胸の筋肉の下には指先までいく神経が通っており、ここで神経が圧迫されて痺れが出ていると見立てました。そして、立ち上がって歩いている内に、自然と胸をはるような姿勢となり、神経の圧迫が緩和されると共に痺れが和らぐというわけです。

 

初めて来院された時は、鉛筆を持つのも辛いとのことでしたが、胸周辺の筋肉を柔らかくする鍼施術や骨格バランス調整を施したところ、症状レベルが10から施術後は3くらいまで一気に楽になりました(最も強い状態を10,何も症状を自覚していない状態を0とします)

その後、数回の施術で0まで改善する事が出来ました。

患者様自身も特に胸の筋肉に負担をかけたような覚えが無く、なぜ、こんなに強い痺れが出るのか不安な思いをされていましたが、施術後に症状が改善されていて安心されていました。また、デスクワーク時や電車通勤時の姿勢について、注意事項をお伝えしたところ、症状の悪化もしていないとのことで、大変喜んでいただけました。

 

もし、手の痺れを感じて、病院で検査をしても異常が無いと診断された場合はぜひ、当院にご相談ください。

※痺れは脳神経が影響することもありますので、簡単に考えずにしっかりと検査を受けることはオススメ致します。

太ももの裏の筋肉の肉離れをしてしまったら|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.06.12 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!

亀太郎はり灸整骨院です。

 

様々なスポーツが盛んに行われているこの時期、色々なケガでお困りの方が当院にもお越しになります。

今回は、そのケガの中から、「肉離れ」についてお伝えいたします。

 

先日、当院にソフトボールの試合中に太ももの裏の筋肉(大腿二頭筋)の肉離れをしてしまい、お越しになった患者様がいらっしゃいました。

50歳の男性でしたが、学生時代に野球経験者であり、30年ぶりくらいに町内会のソフトボール大会に参加して、ボールをとろうと前かがみになった時に太ももの裏に激痛が走り、痛みが強く歩くのも辛い。椅子に座っているだけでも、患部に椅子のヘリが当たって痛い。とてもお困りの様子でした。

「昔の身体が動くイメージのままで動いてしまって、それが良くなかった」とご本人がお話しになっていました。

肉離れの患者様がこの言葉を口にしている場面によく会います。

 

肉離れは3段階の重症度に分けられます。

一番軽傷な1度損傷は、膝を伸ばしたままで太ももの裏の筋肉をストレッチしても、痛みがなく、力を入れたときだけ痛みを感じます。

受傷部位を冷やして安静を保っていれば、比較的早期に回復します。

 

2度損傷では、ストレッチ痛が著明で歩行にも痛みを感じることが多いです。

痛みを感じる場所がはっきりしていて、患部を指で押すと明らかに強い痛みを感じます。

受傷数日後に、内出血(皮下出血)が皮膚の表にでてきます。

重症度が高いと内出血量も多くなり、患部に腫れが強く出るために受傷直後からの圧迫が大事になります。

 

3度損傷は2度よりも患部の損傷が強く、膝をまっすぐに伸ばすことも出来なくなります。

外観も患部がへこんで見えるようなこともあります。

しっかりと処置をしないと機能が回復しないこともあります。

 

 

肉離れの施術において、「瘢痕組織」が残らないようにするのも大事です。

瘢痕組織とは、負傷した部分の組織が、硬い組織になってしまう状態をいいます。

硬い組織のために柔軟性に乏しく、スポーツに復帰しても、同じ所をケガしたり、疲労がすぐに溜まりやすい状態となってしまいます。

 

 

当院では、肉離れを早く回復させるための施術やセルフケア、瘢痕組織をつくらないための注意点なども、患者様の損傷の状態を確認したうえでお伝えしております。

 

お困りの際は、早めにご相談ください。

 

 

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スポーツで起こりやすい膝の痛み|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.05.24 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!

5月に入ってから、スポーツのケガでお困りの学生さんが来院されることが増えてきました。

頑張っている爽やかな姿にこちらも元気をいただいております。

最近、膝の痛みでお困りの学生さんが増えましたので、今回は、膝の痛みについてお伝えいたします。

 

スポーツにおける膝への負担は非常に大きいものがあります。

自分の体重の重さだけでなく、ジャンプしたり、走ったり、急激に方向転換をしたりと、体重以上の負担が膝にはかかっています。

 

もし、膝を痛めたり、違和感が出てしまったら、今回お伝えする内容を参考にしていただけると、膝の痛みの場所で、だいたい自分が何を痛めているのかというを判断する事が出来ます。

 

①大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)
痛みは膝のお皿の上縁に痛みを感じます。
太ももの筋肉に負担が大きく加わったり、連続して太ももの筋肉に負担がかかると、お皿(膝蓋骨)の上の部分に痛みが出ます。
ジャンプを伴う競技にで発生しやいです。

 

②膝蓋靱帯炎(膝蓋腱炎)
膝のお皿の下縁やすねの骨のでっぱりの部分に痛みを感じます。
大腿四頭筋付着部炎と同様に、太ももの筋肉に負担がかかりすぎた際に発生します。

 

③鵞足炎(がそくえん)
膝の内側に痛みを感じます。
内太ももの筋肉に負担がかかった際に痛みが出ることが多いです。

 

④腸脛靱帯炎
膝の外側に痛みを感じます。
階段の上り下りなどで痛みを強く感じます。
膝の外側にある腸脛靱帯という靱帯が骨に摩擦する事で痛みが発生します。
ランナーズニーとも言われます。

 

これらの多くの痛みが筋肉への負担が大きいと発生します。
痛みが強いうちは安静にすることも大事ですが、再発を予防するのが更に重要となります。

再発予防のためには、炎症に対する施術、セルフケア、メンテナンス等を行う事が大事です。

ケガの再発はスポーツが思うようにできなくなり、貴重な時間を奪ってしまうことに繋がります。

強い痛みが出てからだと、回復に時間を要してしまうことがありますので、違和感や軽い痛みが出たらすぐに施術することをおすすめいたしますう。

 

当院では、膝の痛みに関して、鍼施術、手技、筋・骨格調整、高周波、ラジオ波、超音波、テーピング、ストレッチなどで早期回復と再発防止を目指しています。お困りの方はぜひ、ご相談ください!

 

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五十肩は動かした方がいいのか?安静にしたほうがいいのか?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.05.01 | Category: からだの痛み,交通事故,鍼灸治療

こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院です。

 

当院では、四十肩、五十肩の患者様がたくさん来院されます。

四十肩、五十肩はとても痛みが強く、日常生活に苦痛を伴うだけでなく、改善にも時間を要しやすい傷病ですので、罹患した患者様の多くが、
「こんなに痛いものだとは思っていなかった」とか、「時間が経てば良くなると聞いていたので、様子をみていたら、どんどん痛みが強くなるし、もう数ヶ月も経っているのに痛みが取れない」などというような言葉を口にされます。

 

そして、四十肩、五十肩の患者様によく質問されるのが

「痛くても動かした方がいいのでしょうか?」

という質問です。

 

こちらは、色々な説があり、何が正解と決める事が難しいのかもしれません。

私達、亀太郎はり灸整骨院では

「夜間痛や安静時痛が無くなったら積極的に動かしてください」

とお伝えしています。

夜間痛というのは、夜寝ようとしたときに肩に痛みを感じる状態です。

安静時痛というのは、とくに肩や腕を動かしていないのに、肩関節に痛みを感じる状態です。

 

夜間痛や安静時痛がない状態でしたら、動かさないと、関節が拘縮といって、固まってしまうのでどんどん動かすようにお伝えしています。

 

動かす際も、最初からガンガン動かすのではなく、徐々に動きをつけていくのが良いです。

強い痛みを感じると、脳は防御反応をとるような指示を出しますので、筋肉が硬くなり、思ったように動かす事が出来なくなる場合があります。

脳は痛みになれてくるので、動かしていたければ少しそのままで止まって、痛みになれてきたら、また動かすという感じで運動をすると良いと思います。

 

もし、四十肩、五十肩でお困りの際は、気軽にご相談ください。
お身体を確認して、今は、どのような状況(状態)なのかを詳しく説明して、二人三脚で回復を目指します。

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足首を捻挫した後から腰や首も痛い!!|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.09.20 | Category: からだの痛み,骨格矯正

亀太郎はり灸整骨院の尻引です。
今回は、足首の捻挫の後に腰や首の痛みが発生してしまった患者様の症例報告です。

20歳代女性
慣れない厚底サンダルで長時間歩行をした際に、何度か足関節を内反位に軽く捻った。
捻ったときは強い痛みがなかったためにそのままにしておいたが、翌日から足首に痛みが発生。同時にゴキゴキと関節が鳴るようになってしまった。足をかばって生活をしたせいか、3日後くらいから腰と首に違和感が発生。2日後に痛みに変わってしまい来院。

普段からジムで運動をしている方で、身体を痛めた際に当院を以前からご利用いただいている患者様です。
毎日ストレッチや筋トレをしている方ですので、自分の身体の異変をしっかりと察知されています。

今回、足関節が捻挫後からゴキゴキと音がするということでしたので、関節調整をしたところ、パキンという大きな音がして、そのあとはゴキゴキ感が少なくなったと喜ばれていました。

また、いつもと違うバランスで生活をしたために腰部や頸部の筋肉が硬くなってしまい、痛みがでてしまったので、高周波、ラジオ波、筋膜調整、手技、骨格調整を行ったところ、2回の施術で痛みが改善されました。

捻挫グセ(捻挫しやすい関節の形状)は、関節周りの筋肉が弱いことによって起こります。

足関節を内側に捻りにくくするには、腓骨筋という筋肉を鍛えること(上手く使えること)が有効です。

普段から筋トレをしている方でも、この腓骨筋を鍛えているという方は少ないと思います。
腓骨筋は、下腿外側の外くるぶしから膝の外側まである、細い筋肉です。

今回の患者様には、再発防止のために腓骨筋のトレーニングを指導させていただきました。

足関節の捻挫がきっかけで腰や首に痛みが出ることもあるということお伝えいたしました。

身体の痛みは、何かしらの理由があって発せられていることが多いですので、自分の身体をぜひ、見直してみてください(^_^)

ふくらはぎの外側が痛い?!これって骨折?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.08.11 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!

盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。

今回は「ふくらはぎの外側の痛み」に関して症例をシェアいたします。
ランナーやダンサー、サッカー選手等のように、足に負担が多く掛かる方に発生しやすいです。

先日、来院した患者様は、20歳前半の女性でした。
仕事でダンスをしているとのことです。
ダンス中に右足に荷重をした時に、ふくらはぎの外側に痛みを感じ、そのあと、筋肉が常につってしまっているような感覚とのことでした。

ふくらはぎの外側には、腓骨という細い骨があり、あまり太い筋肉が無いところなので、
「骨にヒビでも入ってしまっているのかと思って・・」と心配そうに来院されました。

どんな時に痛みが出るのかを質問すると、ダンスのターンの時に軸足に体重をかけて外側に身体が傾いたときに痛みを感じるとのことでした。

骨にヒビが入っている場合は、ヒビが入っている部分に痛みが明確に出ることが多く、指で押すとヒビの入っているところが痛みを強く感じる事が多いです。

しかし、そのようなことはなく、

「腓骨筋炎」

と判断しました。

腓骨筋とは、先述した腓骨というふくらはぎの外側にある、細い骨に沿うようにして走行している筋肉です。筋肉なのですが、骨と勘違いされる方も少なくありません。

この筋肉は、足関節を外側に引き上げる働きや、重心のバランスが外側に傾いた時に、転ばないように身体を支えるときに活躍します。

 

今回の患者様も、軸足に荷重をして、外側にバランスが傾いた時に腓骨筋に負担がかかり、この動きを繰り返ししていたために、腓骨筋に炎症が起きてしまったのです。

 

腓骨筋に鍼施術を行い、手技で筋肉をほぐして、血流をよくし、キネシオテープでテーピングを施しました。
術後、確認のために、外側に重心をかけてもらい、腓骨筋に負担をかけてみると、施術前より痛みがなく、”テーピングのおかげですごく支えられているような感覚がする”と仰っていました。

 

もし、ふくらはぎの外側に荷重をかけた際に痛みがある場合は、今回の内容を参考にしていただければと思います。

まずは、痛みを感じたら、自己判断をするのではなく、鍼灸整骨院や整形外科へ相談してみてください。

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【交通事故】加害者の連絡先がわからない場合の整骨院での施術について|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.07.01 | Category: からだの痛み,その他,交通事故

みなさん、こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院です。

今回は、交通事故でケガをしたが、相手の連絡先がわからない場合、整骨院ではどのようにして施術を受けることが出来るのかをご紹介いたします。

大きく2つに分かれます。※相手が見つかった場合、自賠責保険を適応となる場合もございます。

①健康保険(第3者行為)で施術を受ける
②保険適応外で施術を受ける

先日、実際に当院へ来院された交通事故でケガをされた患者様について相手の連絡先がわからない方がいらっしゃいましたのでシェアいたします。

患者のAさんは、自転車で走行をしていました。
曲がり角を自転車で曲がろうとしたときに、曲がってきた車両と出会い頭になり、自転車と車での衝突事故となりました。
Aさんは自転車ごと転倒し、腕に擦り傷。腰を地面に打ち付けて打撲をしてしまいました。

事故相手も車から降りてきて、「大丈夫ですか?」と声をかけられたそうなのですが、初めての事故に遭ってしまったいう驚きのあまりに「私は大丈夫です」と返事をしてしまったそうです。
そして、警察も呼ばないままに、お互いにその場を去ってしまいました。

翌日、起床すると首と腰、腕に痛みがあり、当院へ受診されました。
「事故にあってすぐは気が動転してしまって、何が何だかわからなかったのですが、朝起きたら身体が痛くて、心配になって治療に来ました」とお話しになっていました。

警察には事故に遭った旨を事故翌日に連絡をしたそうで、後日実況見分が行われるそうです。
警察は相手が見つかったら連絡をするということでしたが、なかなかこのケースは難しいとお話になっていたそうです。

通常、交通事故で相手がはっきりしている場合は、事故状況から、過失割合というものが決まります。
被害者割合がつくと、車を運転する者は加入する義務がある、自賠責保険を使って身体の治療を行うことが多いです。

しかし、今回は自賠責からは補償を受けることが出来ませんので、第3者行為によるケガを健康保険で施術をしました。

第3者行為というのは、文字通り、自分でケガをしてのではなく、自分以外の第3者によってケガを負わされたものをいいます。

この場合、健康保険を使用する際に、自分が加入している健康保険の保険者(盛岡市、協会けんぽ岩手、組合保険など)に第3者行為の傷病届を提出する必要があります。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3260/r143/⇒こちらは全国協会けんぽの傷病届です。

あらかじめ、保険者に連絡をして、各保険者の指定する様式の傷病届を作成して提出をします。

他は、通常の自分で負ったケガを整骨院で健康保険を使用して施術を受けるのと一緒です。

 

やはり、交通事故に遭ったときは、身体の痛みの有無に関わらず、まずは警察を呼ぶことが大切です。
そうすれば、事故後に何かあったとしても、適切な補償を受ける事が出来る可能性が高くなります。

交通事故に遭ったときは
①警察に連絡
②任意保険に加入している場合は保険会社へ連絡
③身体に痛みがあったら病院、亀太郎はり灸整骨院へ相談

この順番で動いてみてください。当院は、交通事故の方の救済に力を入れております。
お困りの方はご相談だけでも承っておりますので、気軽にご相談ください。

亀太郎はり灸整骨院の交通事故の施術ページはこちら

内くるぶしの下が腫れて痛む|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.06.17 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院です。

6月はスポーツの大会が盛んに開催されいます。
それに伴って、スポーツ選手がケガで当院へ来院する事が増えています。

先日、当院へ来院した患者様の症例をご紹介いたします。

15歳 女性
剣道部
前日にお風呂場でしゃがんだ際に内くるぶしの前下方部に激痛がはしり、それ以降、足に荷重をするだけで痛みがある。5日後に剣道大会があるために、痛みをできるだけ軽減したい。

このような患者様が来院しました。

初診日に患者様は、「たぶん、土踏まずを捻挫したと思う」と言っていました。
実際にみてみると、内くるぶしの前下方が腫れていて、熱感もありました。
足関節の動きやリスフラン関節(土踏まずのあたりにある関節)の動きを確認しても、異常なし。靱帯損傷無し。よって、捻挫ではないと判断しました。
結果的には、「後脛骨筋腱の牽引による舟状骨部の炎症」と判断しました。

後脛骨筋はふくらはぎから、内くるぶしの前下方にある、舟状骨という骨につく筋肉です。
この後脛骨筋が硬くなると、舟状骨をひっぱるような力が加わります。

患者様に最近、ふくらはぎに何か異常を感じたことがないかと質問をすると、
「ここ最近、踵上げのトレーニングをたくさんしていて、ふくらはぎがガチガチになっている感じがした」と返答がありました。
ふくらはぎにある、後脛骨筋が硬くなった状態で、お風呂場でしゃがんだ際に負荷がかかり、炎症が発生したと予想されます。

 

施術は、後脛骨筋を柔らかくするために鍼施術と手技、足関節の調整、テーピングで土踏まず形成と舟状骨から後脛骨筋の保護をしました。

翌日に来院されたときは、痛みは70%くらいに軽減していました。
しかし、まだ、剣道で強く踏み込むことは難しい状態でした。
この日も同じ施術を行い、翌日にまた来院することに。

3回目の来院時は痛みが30%まで改善しており、日常生活上では痛みがあまり気にならなくなっていました。

4回目の来院時には翌日が大会でしたので、テーピングを強固に行いました。
その場で剣道の踏み込みをしてもらうと、「えっ!踏み込める!」と、とても喜ばれていました。
無事に大会に出場できるレベルに改善して、ご両親も大変喜んでいらっしゃいました。

 

今回の患者様はとても順調に回復したケースですが、痛めてからすぐに施術を受けることで早期回復の可能性は高くなります。大会前だからと無理して、施術をせずに練習を継続するとおそらく、大会本番は痛みで良い動きは出来なかったと思います。

スポーツで身体に違和感や痛みを感じるときは、少しでも早くまずは施術を受けることをおすすめいたします。テーピングをするだけでも結構、動きやすくなります。

 

今回の症状と似たもので「有痛性外脛骨」というケガもあります。
こちらもなかなか強い痛みが出ますが、施術をする事で良い状態で大会を迎えるサポートは可能となります。

ぜひ、スポーツのケガでお困りの方は当院へご相談いただければと思います。

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温かくて気持ちが良いと好評!トルマリンってなに?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.03.01 | Category: からだの痛み,その他,鍼灸治療,骨格矯正

みなさん、こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院グループ総院長の尻引です。

当院に来院されている患者様で「これ、温かくて気持ちが良いですね~。何なんですかこれ?」と質問をよく受ける施術があります。

それは、トルマリンホットパックというものです。

あまり耳なじみのないものだと思いますので、トルマリンホットパックの製造元のパンフレットの中から一部抜粋しながら、ご紹介いたします。

トルマリンは宝石にも使われる高価な鉱石です。このトルマリン鉱石を温めて患者様の体に当てて、温熱療法を行います。

 

日本人として初めてブラジルの鉱山を開発した永井竜造さんが、ブラジルの14鉱山のうち、トルマリンを産出する2つの鉱山だけ、そこで働く人々の医療費が他の鉱山の6分の1であったことから、トルマリンと健康の因果関係に気づき、科学的な測定と研究を始めたことでトルマリンが注目されるようになりました。

トルマリン鉱石の正式名称は「電気石」といいます。

トルマリンはプラスとマイナスの電極をもっていて、熱を効率よく移動させることができます。
あたためてたトルマリン鉱石はからだの深部にまで熱を速やかに移動させることができます。
熱が移動したトルマリン鉱石の温度は下がりますが、体の中はポカポカ温かくなります。

トルマリンホットパックを体に5分間使用すると、サーモグラフィで表面体温の変化を測定すると真っ赤に表示され、体の芯から温まっていることがわかります。これは、熱伝導率の高いトルマリン鉱石の温熱が深部まで熱を伝えているからです。

また、トルマリンには人間をリラックスさせるα波を引き出す効果があると言われています。
トルマリンを使用した脳波測定ではα波が上がり、極めてリラックスした状態が続きます。ほとんどの患者様が眠るほどのリラックス効果で施術効果も上がります。

当院では、このトルマリンホットパックに熱を加えると微弱電流を発するというトルマリンの特徴を最大限に活かすために、70℃~80℃の熱を加えて行う独特な温熱療法を採用しています。
他の物質や鉱石にはない独特の気持ちよさと温感があります。

微弱電流を体に流すことで、損傷部の回復が早くなるとされています。

私個人としても、特に体の痛みがなくても、トルマリンホットパックを体に当てて、リラックスをしています(^_^)

冷え性の方や血流の悪さを実感している方には、ぜひ、おすすめの施術方法です。

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銅メダリスト永井秀昭選手が当院でどんなメンテンナンスをしているの?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.02.21 | Category: からだの痛み,その他,鍼灸治療,骨格矯正

こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院総院長の尻引です。

2月20日に閉会した北京オリンピック。
各国の代表選手による本気の熱戦が繰り広げられましたね。

日本選手団も活躍され、とても感動しました。

ノルディック複合で見事銅メダルを獲得した日本チーム。
チーム最年長で3度目のオリンピック出場をした永井秀昭選手は、実は当院で体のケアをされています。
最後のオリンピック出場として臨んだ北京オリンピック。
見事銅メダル獲得という有終の美を飾ってくださいました!

当院へ永井秀昭選手が通院している事を知った患者様から、銅メダル獲得後から、
「永井選手ってどんなことをこちらでしてるのですか?」と質問されることが多くなりました。

なので、このブログでも、昨年からオリンピック出場までに当院で行った永井選手へのケアをご紹介したいと思います。

まず、昨年は永井選手は二つの大きなケガをしました。
一つ目は肘の骨折です。
合宿中に自転車トレーニングの最中に接触転倒してしまい、肘の骨折をしてしまいました。
こちらに関しては、骨折の治癒を促進する効果がある、超音波治療器を使用しました。
超音波治療器を照射することで、骨癒合が早くなり、完治までの期間を短くすることが期待できます。
当院では、ハンディタイプの超音波治療器を永井選手へレンタルして毎日患部へ照射するように指示をしました。
結果的には海外へ旅立つ前に完治をして、問題なく腕を使えるようになりました。

二つ目のケガは腰部捻挫です。
こちらも合宿途中で急性腰痛になってしまい、痛みがなかなか取れずに練習が思う様に出来ない状況に陥ってしまいました。
この急性腰痛については、鍼施術、エボフレックス、手技療法、骨格矯正、テーピングを中心に施術を行いました。
鍼施術は痛みを和らげることに非常に適しています。また、エボフレックスという機械は、高周波とラジオ波を吸引しながら照射する機械です。
こちらもマッサージでは届かない、深部の筋肉にアプローチが可能な機械です。
特に、ラジオ波は深部体温を上げる働きがあり、ヒートショックプロテインという細胞自体が回復しようとする働きを生み出してくれます。
また、骨格矯正で腰部に負担のかかりにくい身体づくりを目指しました。そして、キネシオテープを施し、リンパの流れを良くして、筋肉を柔らかくしました。

これらの施術は当院で多くの患者様にも受けていただいている施術です。

当院でのスポーツ選手のケアの場合は、試合の日程や練習のスケジュール等を把握して、出来る限り良い状態を早く作る事に注力します。
また、競技特性を考えてケアをすることで再発のリスクも少なくすることを目標としています。
今回の永井選手も無事に試合出場を果たしていただき、また、メダル獲得後に永井選手から、おかげさまでしたというお礼のメッセージをいただき、微力ながら日本の銅メダル獲得の役に立てたのかなと嬉しい気持ちになりました。

亀太郎はり灸整骨院はスポーツ選手の活躍のお手伝いも積極的に取り組んでいます。
お困りの方はぜひ、気軽にご相談していただければと思います!

永井選手、おめでとうございます!感動をありがとうございました!

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画像は平昌オリンピック後の画像です!

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