ホーム > Blog記事一覧 > 12月, 2025 - 盛岡市口コミ上位の亀太郎はり灸整骨院・整体の記事一覧

【膝の内側が痛い】原因はO脚?変形?専門家が解説する年代別チェックポイント

2025.12.05 | Category: からだの痛み,整骨院,鍼灸治療,骨格矯正

「階段を降りる時、膝の内側がズキッとする」
「歩き始めに膝が痛むけれど、少し動くと楽になる」

膝の痛みの中でも、特に多いのが「内側」の痛みです。
実は、膝の内側は体重の負担がかかりやすい場所であり、年齢や骨格(O脚など)によって痛みの原因が大きく異なります。

こんにちは。亀太郎はり灸整骨院グループです。
当院では、膝の痛みでお困りの方が数多く来院されますが、早めの対処が将来の「歩行寿命」を決めると言っても過言ではありません。

本記事では、膝の内側が痛む原因を「年代別」に解説し、O脚との関係や対処法についてご紹介します。(※症状や効果には個人差があります)


なぜ「内側」ばかり痛くなるの?

膝は体重を支える重要な関節ですが、構造上、どうしても内側に負担が集中しやすい特徴があります。

  • O脚傾向(ガニ股):日本人はO脚気味の方が多く、体重の軸が内側に偏りやすいため。
  • 筋力低下:太ももの内側の筋肉(内側広筋)が弱まると、膝を安定させられず内側の軟骨や靭帯に負荷がかかりやすいため。

【年代別】膝の内側が痛い原因チェックリスト

膝の痛みは、年齢によって疑われる原因が変わる傾向があります。ご自身がどの年代・症状に当てはまるかチェックしてみてください。

※スマホの方は、表が縦に並んで表示されます。

年代 疑われる主な原因 特徴・きっかけ
10代〜20代
(スポーツ活動期)
鵞足炎(がそくえん)
靭帯損傷
ランニングやジャンプのしすぎで、膝の内側の腱が炎症を起こす。スポーツ後の痛みが特徴。
30代〜50代
(ミドル世代)
半月板(はんげつばん)損傷
変形性膝関節症(初期)
急な方向転換で痛めたり、長年の負担でクッション(半月板)が傷つき始める。立ち上がり動作で痛むことが多い。
60代以降
(シニア世代)
変形性膝関節症(進行期) 軟骨がすり減り、骨同士がぶつかる状態。O脚が進み、正座ができなくなったり、膝に水が溜まったりする。

「O脚」と「膝の痛み」の深い関係

膝の内側の痛みを訴える方の多くに共通するのが、「O脚(オー脚)」の傾向です。

脚を揃えて立った時、両膝の間に指が2本以上入る場合、O脚の可能性があります。
O脚になると、体重のほとんどが膝の内側一点に集中してしまいます。この状態が何年も続くと、内側の軟骨だけが急速にすり減り、痛みや変形の原因となってしまいます。

つまり、痛みを根本から和らげるためには、患部のケアだけでなく、「体重のかかり方(アライメント)」を整えることが非常に重要です。


亀太郎はり灸整骨院でのアプローチ

「ヒアルロン酸注射をしても痛みが戻る」「湿布だけでは変わらない」という場合、構造的な歪み(O脚や骨盤のズレ)が残っている可能性があります。

当院の施術方針
  • O脚・骨盤矯正:膝だけでなく、土台となる骨盤や股関節から調整し、体重が膝全体に分散されるよう整えます。
  • 筋肉調整:膝を引っ張って負担をかけている太ももやふくらはぎの筋肉を緩めます。
  • 運動指導:膝を守るための筋力トレーニング(内側広筋の強化など)を指導します。

当院の膝痛に関するページはこちら


よくある質問(Q&A)
Q1. 膝が痛い時は歩かない方がいいですか?

A. 激痛でなければ、適度に動かすことを推奨します。
完全に安静にしてしまうと筋力が落ち、かえって膝への負担が増してしまいます。痛みが強い時は休み、落ち着いてきたら平坦な道を散歩するなど、無理のない範囲で動かしましょう。水中ウォーキングは浮力で負担が減るため特におすすめです。

Q2. サポーターは着けた方がいいですか?

A. 痛みが強い時や、沢山歩く時には有効です。
サポーターは膝を安定させ、保温効果もあるため痛みを和らげます。ただし、頼りすぎると筋力が弱まる可能性があるため、「痛い時や運動する時だけ着ける」という使い方が理想的です。

Q3. O脚矯正で膝の痛みは変わりますか?

A. 負担が減り、改善が期待できるケースが多く見られます。
O脚を矯正して重心の位置を変えることで、膝の内側にかかっていた過剰な圧力を減らすことができます。変形が強く進んでしまう前にケアを始めるのがおすすめです。


諦める前に!私たち専門家へご相談ください

膝の痛みは「一生付き合うもの」ではありません。原因を正しく見極め、適切なケアを行えば、痛みをコントロールし、自分の足で歩き続けることは十分に可能です。

膝の内側の違和感やO脚が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの膝の状態に合わせた最適なプランをご提案します。

▼ご予約・お問い合わせはこちら

座りっぱなしで起こる【股関節の痛み】を見過ごさないで!放置のリスクと初期対処法

2025.12.05 | Category: からだの痛み,整骨院,鍼灸治療,骨格矯正

「デスクワークの後、立ち上がろうとすると股関節が痛む」
「車の運転中、足の付け根(鼠径部)がつまってくる感じがする」

このような違和感を抱えていませんか?
股関節の痛みは「年齢のせい」と思われがちですが、実は長時間の「座りっぱなし」が大きな原因の一つとなっているケースが多く見られます。

こんにちは。亀太郎はり灸整骨院グループです。
股関節は体の中で最も大きな関節の一つであり、ここを痛めると歩行や日常生活に大きな支障が出ます。

本記事では、座り仕事の方に多い股関節痛の原因と、放置した場合のリスク、そして今日からできる初期対処法について解説します。(※症状や効果には個人差があります)


なぜ「座りっぱなし」で股関節が痛くなるのか?

座っている姿勢は楽なように見えて、実は股関節周辺の筋肉や関節に特有の負担をかけています。

原因1:腸腰筋(ちょうようきん)の短縮

座っている状態は、股関節が常に曲がっている状態です。この時、お腹の奥にあるインナーマッスル「腸腰筋」が縮こまったまま固まってしまいます。いざ立ち上がろうとした時に、この筋肉がうまく伸びず、痛みや引っ掛かりを感じる原因になります。

原因2:持続的な圧迫と血行不良

座面にお尻が押し付けられ続けることで、お尻の筋肉や股関節周辺の血流が悪くなります。これにより筋肉が酸欠状態になり、痛み物質が発生しやすくなる可能性があります。


痛みを見過ごさないで!放置のリスク

「少し休めば治るから」と股関節の違和感を放置していると、以下のようなリスクに繋がる可能性があります。

  • 可動域の制限:股関節がどんどん硬くなり、あぐらがかけなくなったり、靴下が履きづらくなったりします。
  • 腰痛・膝痛への連鎖:股関節が動かない分を腰や膝がかばって動くため、二次的に腰痛や膝痛を引き起こすケースが多く見られます。
  • 変形性股関節症の進行リスク:長期間、関節の噛み合わせが悪い状態で使い続けることで、軟骨がすり減りやすくなるリスクも考えられます。

痛みを和らげる!初期対処法とセルフケア

痛みがまだ軽度(違和感や軽い痛み)であれば、筋肉の緊張を解くことで改善が期待できます。無理のない範囲で試してみてください。

※スマホの方は、表が縦に並んで表示されます。

対処法 具体的な方法 目的
こまめに立ち上がる 30分〜1時間に1回は立ち上がり、少し歩く。 固まった姿勢をリセットし、血流を再開させる。
腸腰筋ストレッチ 足を前後に開き、後ろ足の付け根(前側)を伸ばす。 縮こまった股関節の前側を伸ばし、立ち上がりをスムーズにする。
お尻を温める 入浴時に湯船に浸かり、お尻や太ももを温める。 血行不良を改善し、筋肉の柔軟性を取り戻す。

亀太郎はり灸整骨院でのアプローチ

セルフケアだけでは改善しない場合、骨盤の歪みや、深層筋(インナーマッスル)の強い緊張が原因となっている可能性があります。

当院の施術方針
  • 骨盤矯正:股関節の土台である骨盤の傾きや歪みを整え、関節がスムーズに動く位置へ調整します。
  • 深層筋へのアプローチ:手技では届きにくい「腸腰筋」やお尻の奥の筋肉に対し、鍼灸や特殊な施術を用いて緊張を緩めます。
  • 正しい座り方の指導:負担のかかりにくい座り方や、日常の癖の改善アドバイスを行います。

当院の股関節痛についてのページはこちら


よくある質問(Q&A)
Q1. 股関節がポキポキ鳴るのは大丈夫ですか?

A. 痛みがなければ緊急性は低いですが、要注意です。
音が鳴るだけで痛みがない場合は、腱が骨に引っかかっている音の可能性があります。ただし、頻繁に鳴らしていると炎症の原因になることがあるため、無理に鳴らすのは避けましょう。痛みを伴う場合は早めにご相談ください。

Q2. 貧乏ゆすりは股関節に良いと聞いたのですが?

A. 実は「ジグリング」といって、良い効果が期待できる場合があります。
小刻みに足を揺らす動作(貧乏ゆすり)は、股関節に負担をかけずに血流を促し、関節液の循環を良くする効果があると言われています。行儀は悪いとされますが、健康面では有効なセルフケアの一つです。

Q3. 病院に行った方がいい痛みはどんなものですか?

A. 安静にしていても痛む、歩けないほどの激痛がある場合です。
また、発熱を伴う場合や、以前に股関節の手術歴がある場合などは、炎症や感染症のリスクも考慮し、まずは整形外科の受診をおすすめします。


諦める前に!私たち専門家へご相談ください

股関節の痛みは、放置すればするほど生活の質(QOL)を下げてしまう厄介な症状です。

「最近、足の付け根が気になるな」と思ったら、痛みが強くなる前にぜひ一度ご相談ください。原因を突き止め、快適に歩ける体を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

▼ご予約・お問い合わせはこちら

しびれや痛みは【神経痛】?「神経痛とは何か」を分かりやすく解説!

2025.12.04 | Category: 坐骨神経痛,整骨院,鍼灸治療,骨格矯正

「足やお尻がジンジン、ピリピリとしびれる…」
「急に電気が走ったような鋭い痛みが走る」

このような症状を感じたとき、「これはただの筋肉の疲れだろうか?」「もしかして神経痛?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

実は、しびれや鋭い痛みは、筋肉の問題ではなく、神経の経路に沿って起こっている可能性が高いです。

こんにちは。亀太郎はり灸整骨院グループです。
当院では、坐骨神経痛をはじめとする神経由来の痛みやしびれのご相談を多く承っています。

本記事では、そもそも神経痛とは何かを分かりやすく解説し、筋肉の痛みとの決定的な違いについてご紹介します。(※症状や効果には個人差があります)


神経痛とは?分かりやすいメカニズム

神経痛とは、「末梢神経(まっしょうしんけい)」が圧迫されたり、炎症を起こしたりすることによって発生する痛みやしびれの総称です。

神経を電線に例えると分かりやすいです。

  • 筋肉の痛み:電線(神経)の周囲の箱(筋肉)が破損した状態。痛みは局所的。
  • 神経痛:電線(神経)そのものがどこかで強く挟まれたり、ショートしたりした状態。痛みは電線の経路(手足)に沿って起こる。

つまり、神経痛は痛い場所そのものではなく、神経の通り道である別の場所(特に背骨や骨盤周り)に原因があることが多いのが特徴です。


代表的な神経痛の種類

神経痛には様々な種類がありますが、私たち整骨院で特によくご相談いただく、日常生活と密接に関わる代表的なものをご紹介します。

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

人体の中で最も太い坐骨神経が、腰やお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先に沿って痛んだりしびれたりする症状です。

  • 主な原因:腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などにより、神経が圧迫されること。
  • 症状:お尻から足にかけての「ピリピリ」「ジンジン」「ズキーン」とした痛み・しびれ。
肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)

肋骨に沿って走る神経が刺激され、胸や背中に鋭い痛みが出るものです。

  • 主な原因:姿勢の歪み、ストレス、帯状疱疹など。
  • 症状:体幹をひねったり、深呼吸したりした際に、肋骨に沿って電気が走るような鋭い痛みが起こる。

筋肉の痛みとしびれ・神経痛の見分け方

ご自身の痛みやしびれがどちらに該当するかどうかは、以下のチェックポイントで確認できます。もし「鋭い痛み」「広範囲への放散」に当てはまるなら、神経痛の可能性が高いです。

※スマホの方は、表が縦に並んで表示されます。

チェック項目 筋肉の痛み(筋筋膜性疼痛) 神経痛(坐骨神経痛など)
痛みの性質 鈍い、重だるい、ズーンとした痛み。 鋭い、電気が走る、ピリピリ、ジンジンとしたしびれを伴う痛み。
痛む範囲 局所的。押すと痛むポイントが明確。 一定のライン(神経の経路)に沿って広がる(放散する)。
誘発動作 動かし始めや、同じ姿勢が続いたときに起こる。 咳やくしゃみ、特定の体勢(前かがみなど)で急激に痛む。
マッサージ効果 コリがほぐれると一時的に楽になることが多い。 患部を強く揉むと、かえってしびれや痛みが悪化しやすい。

神経痛のしびれこそ専門家にご相談ください

神経痛は、その原因が筋肉や骨格の歪み(例:骨盤の歪み、姿勢不良による深部筋肉の過緊張)による神経の圧迫である場合、セルフケアだけでは改善が難しいケースが多いです。

亀太郎はり灸整骨院でのアプローチ

神経そのものの損傷は病院の領域ですが、当院では神経が圧迫されている原因の解消に特化して施術を行います。

  • 徹底した歪み矯正:骨盤や背骨のズレを調整し、神経の通り道を広げます。
  • 深層筋への鍼灸アプローチ:神経を圧迫している、体の奥の固い筋肉(特に梨状筋や腸腰筋)に対し、手技や物療、鍼を用いてピンポイントで緊張を緩めます。
  • 根本的な姿勢指導:日常生活における姿勢や動作を改善し、神経の再圧迫を防ぎます。

痛みを伴うしびれを放置すると、神経がダメージを受け続け、回復に時間がかかる可能性があります。「神経痛かな?」と感じたら、お早めにご相談ください。

当院の坐骨神経痛のページはこちら


諦める前に!私たち専門家へご相談ください

しびれや痛みは、体からのSOSサインです。自己判断で無理にストレッチをしたり、マッサージをしたりして悪化させる前に、ぜひ一度、私たちにご相談ください。

あなたの症状が神経痛であるか、あるいは単なる筋肉のコリであるかを明確にし、最適な改善プランをご提案いたします。

▼ご予約・お問い合わせはこちら

Copyright © 亀太郎はり灸整骨院 all rights reserved.