「保険適用で治したい」人へ。整骨院で保険が適用される症状と、自費診療の違い
「腰が痛いから整骨院に行きたいけど、できるだけ保険で費用を抑えたい」
「保険が使える症状と、使えない症状の違いがよく分からない」
整骨院(接骨院)で受けられる施術は、健康保険が適用されるものと、全額自己負担となる自費診療(自由診療)のものがあります。この違いを理解することが、費用を抑えつつ、症状を根本から改善するための重要な第一歩となります。
こんにちは。亀太郎はり灸整骨院グループです。
本記事では、整骨院での保険適用のルールを分かりやすく解説し、「費用を抑える」ための保険診療と、「根本改善」のための自費診療の違いを明確にします。(※症状や効果には個人差があります)
整骨院で「健康保険」が適用される症状(外傷性)
整骨院での健康保険の適用は、制度上のルールにより一定の範囲に限られています。一般的に、保険が適用されるのは急性の外傷性(怪我によるもの)の症状が中心です。
保険適用となる主な症状
- 1. 捻挫(ねんざ):関節をひねってしまった急性の怪我(例:足首の捻挫、寝違え)。
- 2. 挫傷(ざしょう):筋肉や筋膜が傷ついた急性の怪我(例:肉離れ、急性のぎっくり腰)。
- 3. 打撲(だぼく):外部からの強い衝撃で組織が損傷した状態(例:転んでぶつけた)。
- 4. 骨折・脱臼:医師の同意がある場合のみ(応急処置を除く)。
これらは「原因がはっきりしている」ことが前提となることが多いです。
整骨院で「健康保険」が適用されにくい症状(慢性・その他)
以下のようなケースは、整骨院では保険適用外(または適用が難しい)となることがあります。根本から改善を目指す場合は、自費診療(全額自己負担)での対応となるケースが多いです。
保険適用外になりやすい主な症状
- 慢性的な肩こり・腰痛:日常生活や姿勢の歪みからくる、長期にわたる痛み。
- 疲労回復・慰安:リラクゼーションや疲労回復を目的としたマッサージ。
- 姿勢・骨盤の歪み:産後の骨盤矯正や猫背矯正など、病名がつきにくい機能改善。
- 病院で治療中の症状:同じ原因・部位の治療が重複する場合など(ケースにより異なります)。
【重要】 慢性的な痛みに対して「保険だけで何とかしたい」と考えると、保険の範囲内の施術(電気・簡単な手技など)に留まりやすく、結果として根本改善に至りにくいというミスマッチが起こる可能性があります。
費用対効果で選ぶ!保険診療と自費診療の違い
保険診療と自費診療は「料金の差」だけでなく、「施術の目的」と「アプローチできる範囲」にも違いがあります。
「対症療法」と「根本改善」の違い
※スマホの方は、表が縦に並んで表示されます。
| 項目 | 保険診療(対症ケア) | 自費診療(根本改善) |
|---|---|---|
| 目的 | 急性の痛みの軽減、早期の機能回復。 | 痛みの根本原因(歪み・姿勢・体の使い方)の改善、再発予防。 |
| 施術範囲 | 電気治療、簡単な手技など、保険ルールで定められた範囲。 | 骨盤矯正、深層筋への鍼灸、専門的な姿勢指導など、必要に応じて幅広く対応。 |
| 料金 | 自己負担額が少ない(1〜3割負担)。 | 全額自己負担となる(費用は高くなる)。 |
亀太郎はり灸整骨院では、慢性的な腰の不調や肩こりの根本改善には、自費施術(骨盤・姿勢の調整、鍼灸など)を組み合わせた提案を行っています。
諦める前に!私たち専門家へご相談ください
「安く治したい」という気持ちはとても自然です。ただ、慢性的な不調を根本から解決するには、保険適用外の専門的な施術が必要となることも少なくありません。
当院では、あなたの症状が保険適用となる可能性があるのか、自費診療で根本改善を目指すべきなのかを分かりやすくご説明します。保険と自費の使い分けで迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。
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