こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院総院長の尻引です。
2月20日に閉会した北京オリンピック。
各国の代表選手による本気の熱戦が繰り広げられましたね。
日本選手団も活躍され、とても感動しました。
ノルディック複合で見事銅メダルを獲得した日本チーム。
チーム最年長で3度目のオリンピック出場をした永井秀昭選手は、実は当院で体のケアをされています。
最後のオリンピック出場として臨んだ北京オリンピック。
見事銅メダル獲得という有終の美を飾ってくださいました!
当院へ永井秀昭選手が通院している事を知った患者様から、銅メダル獲得後から、
「永井選手ってどんなことをこちらでしてるのですか?」と質問されることが多くなりました。
なので、このブログでも、昨年からオリンピック出場までに当院で行った永井選手へのケアをご紹介したいと思います。
まず、昨年は永井選手は二つの大きなケガをしました。
一つ目は肘の骨折です。
合宿中に自転車トレーニングの最中に接触転倒してしまい、肘の骨折をしてしまいました。
こちらに関しては、骨折の治癒を促進する効果がある、超音波治療器を使用しました。
超音波治療器を照射することで、骨癒合が早くなり、完治までの期間を短くすることが期待できます。
当院では、ハンディタイプの超音波治療器を永井選手へレンタルして毎日患部へ照射するように指示をしました。
結果的には海外へ旅立つ前に完治をして、問題なく腕を使えるようになりました。
二つ目のケガは腰部捻挫です。
こちらも合宿途中で急性腰痛になってしまい、痛みがなかなか取れずに練習が思う様に出来ない状況に陥ってしまいました。
この急性腰痛については、鍼施術、エボフレックス、手技療法、骨格矯正、テーピングを中心に施術を行いました。
鍼施術は痛みを和らげることに非常に適しています。また、エボフレックスという機械は、高周波とラジオ波を吸引しながら照射する機械です。
こちらもマッサージでは届かない、深部の筋肉にアプローチが可能な機械です。
特に、ラジオ波は深部体温を上げる働きがあり、ヒートショックプロテインという細胞自体が回復しようとする働きを生み出してくれます。
また、骨格矯正で腰部に負担のかかりにくい身体づくりを目指しました。そして、キネシオテープを施し、リンパの流れを良くして、筋肉を柔らかくしました。
これらの施術は当院で多くの患者様にも受けていただいている施術です。
当院でのスポーツ選手のケアの場合は、試合の日程や練習のスケジュール等を把握して、出来る限り良い状態を早く作る事に注力します。
また、競技特性を考えてケアをすることで再発のリスクも少なくすることを目標としています。
今回の永井選手も無事に試合出場を果たしていただき、また、メダル獲得後に永井選手から、おかげさまでしたというお礼のメッセージをいただき、微力ながら日本の銅メダル獲得の役に立てたのかなと嬉しい気持ちになりました。
亀太郎はり灸整骨院はスポーツ選手の活躍のお手伝いも積極的に取り組んでいます。
お困りの方はぜひ、気軽にご相談していただければと思います!
永井選手、おめでとうございます!感動をありがとうございました!
亀太郎はり灸整骨院公式ホームページはこちら
こんにちは(^-^)
亀太郎はり灸整骨院グループです。
冬の季節はぎっくり腰をはじめとする、筋肉の痛みを訴えてご来院される患者様が増えます。
そんな患者様が共通して訴える自覚症状の一つに、「寝起きの強い痛み」があります。
朝起きた時に痛みが強くて、なかなか動く事が出来ない。とても辛い・・・。
でも、少し家事等をして動き始めると痛みが楽になっていく。
というものです。
「朝になると痛みが強いので、私は寝方が悪いのでしょうか?」と質問をいただくことがあります。
ご自身が該当するという方も少なくないと思います。
この朝の起きた時の強い痛みの原因は、
1.寝方が悪い
2.血行不良
この2つが原因になることが多いです。
とくに、血行不良によって発生する身体の痛みが多いです。
寝方が悪いというのは、例えば、子どもが生まれて子供と一緒に寝るようになってから、寝返りを自由にとれなくなった・・とか、ペットが足元で寝るようになって、寝返りを打ちにくくなったというような、寝返りを制限する状態での寝方は体にとって非常に負担となります。
人間は同じ姿勢が続くと、筋肉が硬くなってしまうので、動き出しに痛みをかんじやすくなります。
寝返りは、寝ている時に自分自身の身体が動きを取りたいと判断するために起こる行動です。その寝返りが制限されてしまうと、動きたいのに動けないという状態になります。
この場合は、寝方の環境を整えることで改善する方が多いです。
次に2つ目の血行不良についてです。
これも寝返りを制限された時にも共通する事ではあるのですが、寝ている間に、人間は寝返りくらいしか動きが無くなりますので、体の筋肉の動きが少なくなり、血液の循環が悪くなります。
そして、血行不良が起こると、筋肉は硬くなりますので、再び動き始めた時に痛みを強く感じてしまうのです。
スポーツ前のウォーミングアップというのは、筋肉の血流を良くして、筋肉の動きを良くし、ケガをしないために行います。
ウォーミングアップをしていない状態が、寝起きの筋肉です。
寝起きから動き始めていると痛みが緩和してくるのは、筋肉の血流があがってきて、動きが良くなるために痛みを感じにくくなります。
また、痛みを感じるときというのは、発痛物質という物質が身体の中に出ます。その発痛物質は、酸素欠乏をしているところで発生しやすくなります。
酸素は血液を介して、体をめぐりますので、血流が良くなると酸素が筋肉にいきわたり、発痛物質も押させてくれます。
寝起きの痛みを解消するためには、
起きてすぐに動き出すのではなく、布団の等で身体の痛みの出やすい筋肉を手でさすったり、温めたりしてあげると痛みが出にくくなります。
また、全く痛みが出ないというのは難しくても、何もせずに起き上がるよりは痛みが少なくて済むと思います。
ぜひ、ご参考にしてみてください!
身体の痛みでお困りの方はこちら
こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院です。
最近、産後骨盤矯正についてのお問い合わせを多く頂きます。
今回は、実際に産後骨盤矯正を行う事でどのような変化が生まれるのかをご紹介いたします。
産後ママさんのお悩みは以下の様なものが多いです。
・産後から骨盤部や腰が痛い
・骨盤がグラグラする
・骨盤から足にかけて太くなった
・姿勢が悪くなった(猫背、O脚)
・体重が戻らない
骨盤周囲だけでなく、姿勢や足の太さを気にされる方が多いです。
これらは妊娠出産による骨盤の開きや傾きを整えると解消されることが多いのです。
まず、骨盤が開くというのは、どういうことか説明いたします。
妊娠から出産にかけて、妊婦の骨盤には大きな負担がかかります。
妊娠すると胎盤より分泌されるホルモンの働きにより、仙腸関節を支持している靭帯や筋肉は弛緩します。すると、仙腸関節は損傷を受けやすい状態となります。更に分娩時に骨盤に大きな負荷が加わることで仙腸関節が緩み、仙腸関節部に痛みを発生させる要因となります。
産後に骨盤ベルト等で不安定感を無くすことで、仙腸関節が安定する場合がありますが、骨盤ベルトをしながらの育児は非常に制限が多く、骨盤ベルトを外して生活される方も多くみられます。
当院へお越しになるほとんどの方が、骨盤ベルトをしていないとお答えになります。
確かに、骨盤ベルトをしながらの生活は前かがみになる際にベルトが圧迫されるために、いちいち前かがみになる際に外す必要があります。
ただでさえ、忙しいのにいちいち取り外しするのが面倒くさいというのも納得です。
骨盤が不安定な状態だと、日常生活動作時に骨盤に上手く体重がのらず、力が入りにくく感じます。そして、
「骨盤がグラグラして、力が入らない感じがする」という表現につながります。
骨盤に力が入らないと、補うために不必要な部位に力が加わるようになります。
腰や背中、膝、足などの筋肉への負担が増えることが多く、産後から体全体が辛くなっていくという感覚を抱く方も少なくありません。
また、骨盤が不安定になり、骨盤の傾きがズレてくると、肩こりや足首痛などの骨盤から離れた部位にも不調を感じられる場合があります。
身体の不調を改善するためにまずは、骨盤を正しい状態に近づけることを目標として施術をおこないます。
産後骨盤矯正を行うと、
・産後から入らなかったズボンが入るようになった
・なかなか減らなくなっていた体重が減った
・鏡の前で立ち姿勢を確認すると胸を張るのが(猫背姿勢を治すのが)楽になった
・代謝が上がって発汗できるようになった
・腰痛や肩こりなどの症状が楽になった
・骨盤や腰に力が入るようになった
個人差がありますが、基本的にはほとんどの方が改善されます。
産後骨盤矯正は仙腸関節という関節をメインに矯正を行います。
この仙腸関節を矯正する際にAKA法という矯正方法を当院では用いています。
この矯正法は、非常に弱い力で関節に刺激を与える矯正法になっていますので、腰を早く捻ってポキポキと音が鳴るような矯正方法ではありません。
優しい矯正法ですので、安心して受けていただく事が出来ます。
もし、産後骨盤矯正をお考えの方は、亀太郎はり灸整骨院へご相談ください。
亀太郎はり灸整骨院の産後骨盤矯正の公式ページはこちら
亀太郎はり灸整骨院です。
東北は紅葉が見ごろを迎えており、山へ足を運ばれる方が増えております。
当院へご来院される患者様にも、登山中に膝を痛めてしまったという方が増えております。
普段、あまり運動をしていない方が急に登山をしたりすると膝を痛めてしまうことがあります。
特に昨年からのコロナ禍で、外で運動をすることが減っているどころか、外を歩く事自体も減っています。
在宅ワークの方は、これまで通勤で歩いていたのが、通勤自体も無くなってしまい、本当に体を動かさなくなってしまっています。
そんな中で、9月に緊急事態宣言が解除され、外出をしやすくなったので、脚の筋肉が弱っているのにも関わらず、登山に行って、急に膝に負担がかかってしまい膝を痛めてしまっていることが予想されます。
そもそも膝関節には、階段や下り坂の際に体重の6~8倍の重さがかかります。登山の際は、登りよりも下りで膝を痛めてしまう方が多いです。
おそらく、行きの道中で筋肉疲労が起こり膝関節を支える筋肉の柔軟性が低下し、更に帰り道の下り坂で自分の体重の数倍の負担が膝にかかるために、膝関節を支える大腿の筋肉が痛んでしまうのです。
先日、当院へご来院された患者様で下山中に膝の内側を痛めて負傷された方がいらっしゃいました。
60歳代の女性で、これまでも何度も登山をしたことがある方でしたが、膝の痛みを始めて経験されたとのことでした。
登りの後半で膝に違和感を抱き、下山中に痛みが増して、翌日は痛みで歩行が困難になってしまったようです。
知人の登山仲間が当院で膝の施術を受けて、回復されたことを耳にして当院へご来院されました。
半月板損傷や靭帯損傷が無いか確認をしたところ、特に異常はない可能性が高く、単純に筋肉の付着部の炎症と判断しました。
膝は大腿四頭筋や内転筋という膝の曲げ伸ばしに関係する筋肉に負担がかかり、膝関節周囲に痛みを感じることがしばしばあります。
初回は回復力を高めることを目的として、対象の筋にはり施術を行いました。
そして、リンパの流れを良くするテーピング処置を起こないました。
2回目にご来院は一週間後でしたが、痛みのレベルが10(最悪)→5まで回復していました。
2回目の施術はエボフレックスという、高周波とラジオ波を吸引しながら照射する物療機器を使用して行い、また、リンパの流れを良くするテープを貼って終わりました。
一週間後の3回目のご来院時には痛みはほぼ消失したので、患者様の希望であった根本的に膝が痛まずに、登山が出来る体を作りたいという事を達成するために、左右の荷重バランスを均一に近づけるように骨格バランスを矯正と大腿部の筋力トレーニングを指導しました。
現在、定期的に骨格バランスを整えながら、トレーニング中です。
先週はご来院された際に、2日間連続で9時間山を歩いたが、膝の痛みがほとんど気にならなかったという嬉しい報告をいただきました。
膝を痛めた直後は、今シーズンはもう、登山は無理だろうと諦めムードになっていたという事でしたが、2週間程度で登山が出来た事に大変喜ばれていました。
我々、施術家としては、このような喜びの声をいただく事がとても励みになります。
今回の患者様は変形性膝関節症では無かったので、回復も良かったのかと思います。膝に変形が起こると、基本的に膝が痛みやすい形状になってしまう事が多いので、早めに筋力をつけておくことが重要です。また、骨格のバランスも意識することでもちろん、体の不要な負担が減ることにつながりますので、とてもメリットがあると言えます。ご参考にして頂ければと思います。
もし、膝関節の痛みでお困りの方は当院へ気軽にご相談ください。
当院の公式ホームページはこちら
皆さん、こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院です。
9月になり、涼しい日が増えてきました。
東京オリンピック、パラリンピックも無事に終わりました。日本人選手団の活躍には勇気と感動をいただきました。
しかし、コロナの影響で一般市民のスポーツ大会などは中止が相次いでいます。
そんな中でも、いつ大会が開催されても走れる体づくりを継続されているランナーの方はたくさんいらっしゃると思います。
今回は、マラソンランナーでひどい腰痛になってしまい、当院へご来院された患者様の症例報告を致します。
50歳代男性マラソンランナー。
1年前に練習強度を上げた際に腰に違和感が発生。
しかし、記録会があったために無理をして出走。
その後から、腰部に強い痛みが発生。
整形外科では、腰椎の一部の骨と骨との間が狭くなっていると診断されたが、特に治療をするほど大きな問題はないという事で安静を指示された。
一冬練習をせずに安静にしていたが、痛みがとり切れずに当院へご来院。
日常生活では中腰になった際に腰に違和感と鈍痛が発生する。
走っている時は痛みが強くなるという事はないが、鈍痛と怖さを感じるとのこと。
身体をみてみると、腰椎の前彎が強いことがわかりました。
通常、腰椎は前彎(前方に凸している)しているものですが、この患者様はその前彎が強い。
更に仰向けに寝た時に、骨盤の位置に左右差がありました。腰部の筋肉も非常に硬い状態です。
週に2回施術を行い、1回は鍼施術を行いました。
毎回、筋肉のほぐし、骨格バランス調整を行いました。
最初の施術で効果を実感されたようで、その後も通院継続されていましたが、最初良くなったきり、あとは停滞気味。
そこで、自宅でのセルフケアを指導しました。
内容はお尻の筋肉と腸腰筋のストレッチです。
通常、ストレッチは開始してから効果や変化を実感するまで少々時間を要しますが、この患者様がすぐに効果を実感。
痛みのレベルが半分くらいに下がりました。
久しぶりに練習中に違和感を感じずに走ることが出来るように回復されました。
現在は、筋肉を取り戻すために練習強度を少しずつ上げていますが、腰は順調なようです。3週間に一回程度、メンテナンスを受けられています。
マラソンは長時間、体に負荷がかかるために、どこかに負担がかかりやすい姿勢で走ると故障を起こしやすくなります。
身体に痛みが出て、なかなか痛みが取れない場合は、体のバランスや筋肉の硬さをチェックする事をおすすめいたします。
身体のどこに痛みが出ているのかで、フォームを変えたり、鍛える必要のある筋肉が変わります。
ぜひ、一度身体のバランスをチェックしてみてください。当院では、スマホで患者様自身が走っている姿を動画撮影して持参していただく患者様もいらっしゃいます。走っている状態での体の癖なども把握できると、バランスよく走るためのアドバイスのお手伝いもしております。
もし、お困りの方は亀太郎はり灸整骨院に気軽にご相談ください。
公式ホームページはこちら
皆さん、こんにちは!
厨川と津志田で地域の皆さんの健康を応援しております、亀太郎はり灸整骨院です。
今回は、先日、当院へご来院された患者様からの質問をご紹介いたします。
Q.脊柱管狭窄症になってしまい、歩くのが辛いが、歩けなくなるのが嫌だから無理してでも、歩いたほうが良いのか?
この様な質問がありました。
答えは「いいえ」です。
患者様の症状の度合いによって、正解は変わりますが、基本的には無理は禁物です。
脊柱管狭窄症は、歩いている途中で、腰から足にかけての領域のどこかが辛くなり、連続して歩くことが困難になる”間欠性跛行”という症状が出るのが特徴です。この間欠性跛行は、辛くなったら、前かがみになったり、椅子に座って休むと辛い症状が和らぎ、また歩き始めることが出来ます。
身体に痛みが出るというのは、脳がそれ以上負担をかえないようにサインを出しているものとして考えると、歩いていて辛くなっても休まずに無理に歩き続けるという事はあまり望ましくないと言えます。
一方で、確かに”辛くなるから、歩かないまま”というのであれば、筋力が低下して動けなくなってしまいます。
運動は大事です。では、どうしたらよいのか。
脊柱管狭窄症の症状の出ている部位に負担をかけずに、運動をすればよいのです。
歩行に必要な筋肉は、歩く以外の動きでも鍛えることが出来ます。
座ったままで足の筋肉を鍛えたり、仰向けで股関節と膝関節を深く曲げた姿勢での、腰に負担のかからない腹筋をしたり。
このような運動を無理のない程度に継続していただけると良いです。
また、歩行する際も、休みたくなったら無理せずに休み。休み休み歩いて筋力を落とさないようにすると良いです。
根本的には、脊柱に負担がかかりやすい状態が続いた結果、狭窄が発生しているので、骨格(姿勢)を正しい位置にしたり、硬くなった筋肉を柔らかくしたり、弱っている筋肉を鍛えたりすると根本的に改善する可能性が高まります。
参考にされてください!
もし、脊柱管狭窄症でお困りの方は亀太郎はり灸整骨院グループにご相談ください公式ホームページはこちら
皆さんこんにちは(^-^)
亀太郎はり灸整骨院です!
6月以降、農作業での身体の不調を訴えてご来院される患者様が増えています。
特に多いのが、腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症などの腰部の傷病です。
農作業は中腰での作業が多く、更に長時間での作業が多いので、腰回りのトラブルが発生しやすくなります。
今回は、先日、当院にご来院された60歳代男性、脊柱管狭窄症でお困りの方の施術報告を致します。
同じような悩みでお困りの方がいらっしゃいましたら、ご参考にして頂ければと思います。
盛岡市在住の60歳代男性。
兼業農家でこの時期はいつも忙しく作業をされているそうです。
また、野球の審判をボランティアでしているという事もあり、週末はほとんど試合に駆り出されているそうです。
審判も一日中、立ちっぱなしで腰に負担がかかるとのことです。
昨年の12月に右足のしびれと脱力感を覚え、整形外科を受診。
画像検査の結果、「脊柱管狭窄症」という診断があったそうです。
最初は処方薬を服用して様子を見ていたそうなのですが、だんだんと症状が悪化していき、間欠性跛行症状が出現しました。
間歇性跛行とは、脊柱管狭窄症の患者様に確認される症状で、歩行していると足が痛くなる、苦しくなる、しびれるなどの異常感覚を覚えて歩くのが辛くなり、一度その場で座ったり、しゃがんだりして休憩すると、再び歩き出せるというものです。
一般的に脊柱管狭窄症が重症化すると、一度に連続して歩ける距離が短くなってしまうと言われています。
この患者様は、当院へ6月に初診でご来院されました。
当院へ整形外科から転院された理由は、
処方薬を服用すると胃が痛くなったり、腸の調子が悪くなってしまい、食事ができなくなるほどに具合が悪くなるためでした。
更に、薬は症状を根本的に改善するものではないとご自身で判断されて、根本的に良くするために、はり灸整骨院を探していたそうです。
丁度、知人が当院で脊柱管狭窄症の症状が緩和したということでご紹介でお越しになられました。
脊柱管狭窄症は完治が非常に難しく、最初は保存療法。
保存療法で改善がみられず、更に日常生活に強い支障をきたしている場合は、手術を行う事が一般的です。
しかし、手術を何回かしても症状が取れない患者様もいます。
我々、はり灸整骨院の現場でも難しい症状です。
脊柱管狭窄症は、突然狭窄するのではなく、徐々に狭窄されることが一般的です。
そして、坐骨神経や大腿神経を圧迫することで、神経症状が足に出て、不調を自覚するのです。
今回の患者様も問診でお話を聞くと、慢性的な腰痛を抱えていたが、とくに治療をせずに、コルセットをしながら、
「騙しだまし」付き合ってきたという事でした。
腰部の筋肉を触ってみると非常に筋緊張が強く、これは腰椎に負担がかかっても不思議ではないというのが印象でした。
そして、発症してから半年が経過して、悪化傾向。今後も忙しく本業と農作業と自宅で母親の介護もしているという事で、通院の時間もなかなか取りにくい環境での施術でした。
施術は週一回の間隔で行いました。
本来は週2回くらい施術を出来ると改善しやすい傾向なのですが、時間が取れないために、毎回鍼施術を入れて出来るだけ回復を早めるような方針で施術をしました。
施術を開始して3回目までは何も変化を感じず。
4回目の施術をした後に、施術後2日間はすごく調子が良かったとの報告がありました。
その後は順調に回復傾向にあり、6月は日課の散歩が出来なかったのですが、7月は毎朝の散歩が出来るようになったとのことでした。
現在、7回目ですが、野球の審判で走る場面があるのですが、全力疾走とまではいきませんが、走ることも出来るようになってきたそうです。
この様に脊柱管狭窄症は時間はかかりますが、しっかりと施術をすることで症状の緩和が期待が出来る症状とも言えます。
個人差があり、一概に全員が良くなるとは言えませんが、少なくとも症状の悪化予防にはつながると思います。
もし、脊柱管狭窄症でお困りの方は、当院へご相談いただければと思います。
お問い合わせはこちら
皆さんこんにちは(^-^)
亀太郎はり灸整骨院です!
4月になりスポーツ活動が活発化してきました。
それに伴い、スポーツでケガを負う患者様のご来院が増えております。今回は野球肩で先日ご来院された患者様の症例報告を致します。
盛岡市在住の大学生、野球部の患者様です。
症状 投球時に肩関節の後面に痛みが出る。
発症時期 一年前に発症。だましだまし投球を続けてきたが、最近になって痛みが強くなってしまいご来院。
この患者様は高校時代から野球のピッチャーとして活躍をしてきたそうです。高校時代は肩に痛みを感じたことがなく、大学2年生になってから肩に痛みが出るようになってしまったとのことです。
肩を見てみると、患側の肩関節が内巻きになっていました。また、骨盤のバランスを左右悪く、股関節への負担に左右差が生まれ、体の動きが悪くなっていました。
鍼施術で回復力を向上し、内巻き肩の矯正と骨盤のバランスを調整したところ、一回目の施術後には肩関節の可動域が広くなりました。
更に骨盤のバランス調整のよって、股関節の動きも左右の差が少なくなりました。
今後は内巻き肩と骨盤バランス、更には、痛めているインナーマッスルを強化するところまで計画的に施術を行います。
野球肩は痛いのをガマンして投げ続けると組織がボロボロになってしまいます。
ぜひ、お早めに治療を受ける事をおすすめいたします。
野球肩でお困りの方はこちら
皆さんこんにちは!
盛岡市・滝沢市地域を中心に皆様の健康を応援サポートしております。
亀太郎はり灸整骨院です。
今回は症例報告をいたします。もし、同じような症状でお困りの方はご参考にされてください。
50歳代女性
専業主婦
症状:右背部の痛み、右腕のしびれ、右手の脱力、震え
初診日:令和3年3月6日
この患者様は令和2年12月頃から、右腕のしびれと右手の脱力、震えを感じ始めました。
日に日に強くなっていく症状に不安になり、整形外科を同じ月に受診しました。
検査の結果、第5頸椎と第6頸椎の間から出ている神経が圧迫されて発生している神経症状という診断が出ました。
鎮痛剤と筋弛緩薬が処方されて、経過観察するように医師から指示が出たそうです。
安静にして、処方薬を使用しながら経過観察をしていると症状に変化はなく。
定期的に病院受診するも、同じ薬が出て経過観察の指示が出たそうです。
クスリで胃の痛みも出てきて、3月に入って右手のしびれ、脱力が強くなり、症状の悪化を実感したためにこのままでは良くないと思っていた時に、ご自身のヨガの先生から当院で治療を受ける事を勧められてご来院されました。
状態をみると、確かに正中神経という神経の領域に症状が出ていました。
全体の姿勢を診ると、顔が前に出て、肩が内巻き、猫背という頸椎に負担のかかりやすい姿勢になっていました。
内巻き肩の事を指摘すると、以前五十肩を経験したことがあるとお話していました。
五十肩は内巻き姿勢に起因する事が多いです。
文字を書くにも手が震えてしまって大変そうでした。
1回目 頚部、背部に鍼施術。内巻き肩を調整する施術(矯正)を行いました。
2日後、2回目の施術時には、手の震えが以前よりも減ってきているとの報告がありました。
初診から5日後の3回目、手の震えは一切、出なくなりました。
4回目、手のしびれがとれて、頸部の筋緊張のみの自覚症状になりました。
3か月以上悩んでいた症状が、一週間程度で感じなくなったという事で非常に喜ばれていました。
同様の症状でお困りの方は多数当院へお越しになりますが、非常に早く症状が緩和したケースです。
なぜ、このように早く緩和したのか振り返ってみると、普段の姿勢改善を非常に頑張って取り組んでいただけたことが一つの要因だと思います。
内巻き肩などの日常生活の姿勢の蓄積で発症する症状は、根本的には姿勢を改善する事が大事です。
この患者様は、座っている時の姿勢から意識して改善するように努めてくださいました。人間は無意識に自分の楽な姿勢をとる生き物なので、姿勢を正しく維持する事はとても難しいのですが、集中して意識することで内巻き肩になろうとする筋肉が緩んだのだと思います。
結果的に頸椎に負担のかかる時間が減って、早く施術の効果が出たのだと思います。
また、はり施術は神経を圧迫する原因となりえる、深部の筋にアプローチできるので非常に神経症状の緩和に対して相性が良いです。
もし、なかなか改善しない神経症状でお困りの方は当院へご相談ください。
当院の公式ホームページはこちら
こんにちは!
盛岡市・滝沢市地域を中心に皆様の健康をサポート、応援させていただいております。亀太郎はり灸整骨院です。
今回は、逆子の施術について症例報告をいたします。
患者様は30歳の女性の妊婦さんです。
初めての妊娠で、妊娠31週目で当院へご来院されました。
妊娠25週くらいで逆子と医師より診断があり、その後一度も戻らない状態だったという事です。
知り合いが当院で逆子を治したという事を聞いて、当院へご来院されました。
当院で施術を3回受けて、次の病院受診をした際に、逆子が戻っていると診断を受けたそうです。
ちなみに今週は3名患者様の逆子が改善した報告を頂いております。
当院の逆子に対する施術は、骨格調整、筋調整、逆子灸を行います。
当院は、母体の状態を最大限良い状態に整え、さらに逆子の灸刺激で逆子を戻すという考えのもと施術にあたっています。
そのために、まず骨盤周辺の筋の血流を良くするために、腹部に負担がかからないように横向きで寝ていただきながら、骨盤周辺の筋肉をほぐします。圧迫する様な刺激ではなく、さするような柔らかい刺激で行います。
骨盤周辺の筋血流量が増えると筋肉は柔らかくなりますので、そのまま、骨盤調整を行います。この調整は特に、仙腸関節や腰椎を中心に、AKAという手技を使って行います。非常に弱い刺激で行う安全な調整法です。
逆子の灸は、至陰(しいん)というツボを使用します。
灸というと毎日、灸をしに通院する必要ああると思う方もいらっしゃるようですが、そうではありません。
当院の施術は一週間に1回~2回程度ですので、負担なく通院が可能です。
逆子が改善した後もほとんどの方が、産前調整目的で通院される方が多いです。出産時の母体や赤ちゃんの負担を少しでも減らすためです。
逆子でお困りの方は気軽に相談ください。
亀太郎はり灸整骨院の公式ホームページはこちら