【ひどい肩こり】と【頭痛】の関係を徹底解剖!根本から改善する姿勢のポイント
「肩こりがひどくなると、決まって後頭部が締め付けられるように痛む」
「マッサージを受けても、数日でまた頭痛が戻ってくる」
慢性的な肩こりと頭痛の連鎖に悩まされている方は非常に多いです。薬やマッサージで一時的に楽になっても、すぐに症状がぶり返す場合、その根本原因はあなたの「姿勢」にある可能性が高いです。
こんにちは。亀太郎はり灸整骨院グループです。
本記事では、肩こりと頭痛が繋がるメカニズムを解剖し、根本から改善するための姿勢のポイントについて解説します。(※症状や効果には個人差があります)
肩こりからくる頭痛は、一般的に「緊張型頭痛」と呼ばれるケースが多いです。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢が続くと、肩や首の筋肉(僧帽筋、頭・頚板状筋など)がガチガチに緊張します。これにより血管が圧迫され、血行が悪くなります。
血行不良になると、筋肉内に疲労物質や痛み物質が溜まります。これらの物質が周囲の神経を刺激し、痛みの信号を送ります。
さらに、首の後ろにある後頭下筋群と呼ばれる小さな筋肉が緊張することで、その近くの神経(大後頭神経など)が刺激されます。この刺激が後頭部や側頭部に放散し、「締め付けられるような頭痛」として感じられることがあります。
マッサージは一時的に血行を改善しますが、頭を支える姿勢が変わらなければ、数日後にはまた筋肉が緊張してしまい、頭痛が繰り返されやすくなります。
慢性的な肩こりからくる頭痛(緊張型)とは別に、すぐに医師の判断が必要な頭痛もあります。以下の症状がある場合は、整形外科や脳神経外科などの医療機関を受診してください。
※スマホの方は、表が縦に並んで表示されます。
| 危険なサイン | 特徴と緊急性 |
|---|---|
| 1. 突然の激痛(雷鳴様頭痛) | 経験したことのないような、突然ハンマーで叩かれたような激しい痛み。くも膜下出血などの可能性があります。 |
| 2. 麻痺や意識障害を伴う | 手足の麻痺、ろれつが回らない、意識が朦朧とする。脳の病気が関わっている可能性があります。 |
| 3. 嘔吐を繰り返す | 頭痛と共に何度も吐いてしまう。頭蓋内の圧力が高まっている可能性があります。 |
緊張型頭痛の大きな原因の一つが、「頭の位置が前にずれていること」です。
ヒトの頭の重さは約5kg(ボーリングの玉くらい)。正しい姿勢であれば背骨で支えられますが、頭が前に出るほど、首や肩の筋肉は余計な負担を強いられます。
- 顎を軽く引く:画面に顔が近づきすぎないようにし、耳の位置が肩の真上に近づくイメージで整えます。
- 肩甲骨を軽く寄せる:背中を丸めず、肩甲骨を内側に軽く寄せると、巻き肩が開きやすくなります。
- 骨盤を立てる(仙骨座りNG):椅子では坐骨で座る意識を持ち、背すじが自然に伸びる座り方を目指します。
当院では、硬い筋肉をほぐすだけでなく、「なぜ筋肉が硬くなるのか」という根本原因(姿勢の歪み)にアプローチします。
- 姿勢・骨格矯正:骨盤から背骨、首(頚椎)のバランスを整え、頭の重さを背骨で支えやすい状態を目指します。
- 後頭下筋群への鍼灸:頭痛の引き金になりやすい首の奥の筋肉(後頭下筋群)へ鍼灸でアプローチし、緊張をゆるめます。
- セルフケア指導:正しい姿勢を続けやすくするため、簡単なストレッチや休憩の取り方もお伝えします。
「頭痛は体質だから仕方ない」と諦める必要はありません。姿勢が変わると、頭痛が軽くなるケースも少なくありません。
長年、頭痛薬に頼っている方は、一度、根本原因である姿勢を私たち専門家と一緒に見直しませんか?快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
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