腕神経叢障害の症例報告と経過 | 盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループ
症例報告: 腕神経叢障害の治療経過
今回は、30代の男性会社員の方が、腕神経叢障害に悩まれていた症例を紹介します。昨年から腕のしびれが続いており、日常生活に支障が出ていました。患者さんは左上肢・右上肢ともにしびれがあり、さらに肩の痛みや腕の力が抜けるような感じもありました。
初回の来院時
来院時、次の症状が確認されました。
- 左右両腕のしびれ
- 肩の痛みと脱力感
検査では、ジャクソンテスト、スパーリングテスト、モーリーテストで陽性反応が見られ、筋肉の緊張も強く確認されました。診断は「腕神経叢障害」と説明しました。
初回施術内容
初回の施術では、筋肉の緊張を和らげ、回復力を高め、体にかかる負担を軽減するため、以下の施術を行いました。
- 筋緊張緩和と可動域向上を目指した手技療法(MA)
- AKA療法による筋緊張の緩和と負荷の軽減
- 鍼治療で筋肉の緊張を緩和し、回復力を向上
- キネシオテーピングで体への負担を軽減し、回復をサポート
2回目の来院時
2回目の来院では、上肢のしびれが軽減し、手首から先に症状が残っている状態でした。肩周りの痛みと筋緊張はまだ残っていたため、前回と同様の施術を行いました。痛みのレベル(PS)は10段階中6に減少しました。
3回目の来院時
上肢のしびれはほぼ消え、違和感を感じることが少なくなりました。肩の筋緊張も少し残っていましたが、痛みのレベルはPS10→3に改善しました。
5回目の来院時
日常生活では問題がなくなり、仕事後に少し違和感を感じる程度にまで改善。筋緊張もかなり緩和され、検査結果でも異常は見られませんでした。痛みのレベルはPS10→1まで低下しました。
8回目の来院時
痛みや違和感は完全に消え、日常生活に支障はなくなりました。今後は、姿勢の改善と筋力増加のための指導を行い、再発防止のためにメンテナンスを継続していく予定です。
同じような症状でお悩みの方へ
姿勢の崩れや自律神経の乱れが原因で、神経に関連する症状が悪化することがあります。姿勢矯正や骨格調整を行うことで、神経の通り道を確保し、症状を緩和することができます。特に鍼やお灸は自律神経のバランスを整える効果があり、腕神経叢障害などの神経症状にも大変効果的です。
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