ホーム > Blog記事一覧 > 鍼灸治療 - 盛岡市口コミ上位の亀太郎はり灸整骨院・整体 - Page 13の記事一覧

【必見】なかなか改善しない起立性調節障害でお困りの方へ|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2024.02.07 | Category: その他,鍼灸治療

こんにちは!

亀太郎はり灸整骨院グループ代表の尻引です。

今回は、「起立性調節障害」についてお伝えします。

 

このブログ記事にたどり着いた方は、

・学生さん

・学生さんの親

・学校の先生

が多いと思います。

 

なぜなら、起立性調節障害は小学生から大学生くらいまでの間の方に発症しやすいからですよね。

なかなか自分(達)の努力だけでは改善しない、”もどかしい思い”で当院へご相談される患者様や親御さんがいらっしゃいます。

 

朝起きたら、頭が痛い。

立ちくらみやめまいがする。

とにかくだるい。

食欲が出ない。

乗り物酔いをしやすい。

 

本当は朝、元気に起きて学校に登校したいのに、具合が悪くて投稿出来ない。

 

サボりたいわけでもない、むしろちゃんと学校にいきたいのに、もどかしいですよね。

 

私の院へ起立性調節障害の悩みでお越しになる患者様は

・心優しい

・繊細

・自分の事だけでなく、他人の事でも悩む

・真面目

・ちゃんとしなきゃと思うしっかり者

というような感じで、とても周囲に気をつかえる優しい方が多いように思います。

 

心優しくて、繊細なので、

心が疲れやすかったり、深く悩み混んでしまったり。

みんなといる時は楽しいのに、家に帰るとどっと疲れを感じたり。

 

起立性調節障害でお悩みの方と接すると、心から

「早く治してあげたい」

「早く学校に朝から元気に登校させてあげたい」

と応援をしたくなることが多いです。

 

 

起立性調節障害と病院で診断を受けると、まずは生活指導を受けます。

・立ち上がるときはゆっくりと立ち上がりる

・水分や塩分摂取を多めにとる

・食欲が無くてもできるだけ食事をしっかりと食べる

・眠くなくても夜更かしをしない

・毎日数十分の運動を行い筋力を落とさないようにする

このような規則正しい生活をするように指導されます。

そして、それでも改善がみられない場合は薬を飲むことになりますが、根本的な解決にはいたらないために、再発を繰り返すことがあります。

 

規則正しい生活をしても、なかなか改善しない。

そういった方が当院へご相談にお越しになります。

 

「何が悪いんでしょうか?」

「どうしてこうなっちゃうんでしょうか?」

「なぜ、治らないのでしょうか?」

 

そんな思いをお持ちになっています。

原因になる心当たりが無い方がほとんどです。

「このまま良くならないのでは・・」と本当に不安な気持ちで一杯なのです。

 

私達はこの起立性調節障害の改善に自信があります。

たくさんの方が薬を服用せずに調子を取り戻しています。

改善までに時間を要する方ももちろん、いますが、良い方向へ向かうことが多いです。

 

一般的には起立性調節障害は

・自律神経のバランスの乱れ

・脳や臓器に血流がうまく行き渡らない

ことが原因とされています。

 

 

これらを整えることが起立性調節障害は良い方向へ向かいます。

 

私達は、筋肉・骨格・深部体温・血流・自律神経という様々な方向からアプローチをします。

 

手技、物療機器・鍼施術。

その患者様に適した方法で自律神経と脳と内臓の血流量の改善を目指します。

 

最初は朝は具合が悪く、昼頃からだんだんと調子がよくなり、夜になると元気な状態になるというのが、起立性調節障害の特徴ですが、

自律神経と内臓と脳血流量が上がると、調子が良くなる時間帯がどんどんと早くなり、やがて、起床時から調子がよくなります。

起立性調節障害になると、顔色が少し青白くなったりしますが、施術が進むにつれて顔色もよくなってきます。

 

 

また、私達は患者様との関係性を大事にしています。これが良い施術をするうえでの入り口だと考えています。

なかなか周囲には、理解されないのが起立性調節障害なので、自分が感じていることを口にしても

「なんで具合が悪いの?」

「授業が嫌なんでしょ?」

「部活のために学校にきているんでしょ?」

「スマホとかイジって夜更かししているから朝、眠いんでしょ?」

という感じで、自分の気持ちを分かってくれないと感じている方が多いからです。

 

私達の前では、我慢せずに今の症状や気持ちを吐き出してもらえる関係性であることを意識しています。

私達は知識と経験があるために、患者様の言葉がよくわかりますので、

「うん、その気持ちわかるよ!」

と心から共感できます。

 

 

そうして、改善に時間が掛かっているのは、あなただけではない。

みんなだって時間が掛かっているのが起立性調節障害。

でも、必ず良い方向に進むよということを伝えて、

「早く治さなきゃ、早く治さなきゃ」という、ストレスからできるだけ解放をしたいなと思っています。

 

心に余裕をもってもらうことが、改善への近道だと思っています。

そして、一歩一歩、出来る様になったことを一緒に「良くなっているね」と認識する。

 

自分的にはよくなっているし、だいぶ調子もよくなっているのに、周囲からは、いわゆる普通の生活レベルを求められる。

それもまた、プレッシャー。

 

出来る事を1つずつ増やして行けば、必ず、思うように生活ができるようになる。

二人三脚で改善を目指しています。

 

 

もし、起立性調節障害でお困りでしたら、私達にご相談ください。

詳しくは↓↓

亀太郎はり灸整骨院の起立性調節障害ページはこちらをクリック

youtube動画はこちらをクリック

【症例報告】咽喉頭異常感症(梅核気・ヒステリー球)のどの違和感|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院グループ

2023.12.27 | Category: その他,鍼灸治療

こんにちは!

盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。

 

今回は、咽喉頭異常感症(梅核気・ヒステリー球)の症例報告です。

まず、咽喉頭異常感症(梅核気・ヒステリー球)とはどのような症状かというと、梅の種が喉につまり、その種を出すことも飲み込むことも出来ないような違和感を喉に感じるというものです。梅核気(ばいかくき)と読みます。

 

原因は過度なストレスや生活習慣などが関係していると言われています。当院にお越しになる咽頭異常感症の患者様もストレスを感じたときに症状が強くなるという傾向が強いです。

 

今回は病院で治療を受けても症状が改善せずに当院にご紹介で来院された患者様の症例をシェアいたします。

 

20歳代後半・男性
盛岡市在住
11月初診

【問い合わせ内容】

のどのつまり感(2カ月ほど前から)がある。消化器内科で胃カメラを受けるも異常なし。逆流性食道炎の薬を服用中。ゲップがしにくく苦しい。夕方や不安感を感じたときに症状が出る。

【施術後の感想】

喉の違和感(つまり感)で通院。げっぷが出にくくて、時々吐き気を催す。最初は逆流性食道炎を疑い、胃腸科で検査を受けたが異常が見つからないため、受診した。

整骨院の利用は初で、最初にLINEで相談し予約。費用などついてすぐに返信が入る。初回訪問時に丁寧に説明を受け、自律神経系の不調が疑われること、ゆがみの矯正と針治療を行っていく旨、丁寧に説明を受けた。

私の場合は、1回目でげっぷが出やすくなり、徐々に症状が改善。針治療が身体に合っていたみたいだ。最初3~4回ほど連日で通って、あとは隔週で来訪。5回目ぐらいからほとんど気にならなくなった。

なかなかやってみないと分からないことではあるが、薬による治療以外に、こういう身体の整え方もあるのだと実感した。

 

【受診歴】
9月末に喉風邪を発症。
10月初旬に吐き気と嘔吐。
10月末消化器内科受診:胃カメラ異常なし。逆流性食道炎の疑いと診断。
漢方で様子をみるが症状の改善がなかった。

 

【施術経過】
初診での主訴
一日の中では特に夕方に症状が強くなる。ストレスを感じたとき、寒くなった時に喉の違和感が強くなり、ゲップがしにくい。
常に喉の違和感があるわけではないが治らなくて困っている。

 

【初回】
咽喉頭異常感症(梅核気・ヒステリー球)専門手技、自律神経調整鍼を実施。
術後は特に変化を感じない

 

【2回目】
翌日来院。施術後に家に帰ってからゲップをしやすくなった。
夕方になると戻ってしまうが、日中はとても調子がよいのを感じる。

 

【3回目】
翌日来院。仕事が休みの日のために特に症状が楽。
1回目、2回目と同様の施術を実施。

 

【4回目】
1週間後来院。症状が当院来院前と比べて4割程度に軽減した。
雪の日は症状を強く感じる事があった。

 

【5回目】
2週間後来院。症状月20日。症状が2割から1割に減った。
ストレスを感じる時や環境の変化で症状を感じる程度で喉のつまり感が無くなり、ゲップはでるようになった。

 

咽喉頭異常感症(梅核気・ヒステリー球)でお困りの方は、ぜひ、当院へご相談ください。
平均して10回施術した時点では、変化を実感する方がほとんどです。

亀太郎はり灸整骨院グループの公式ホームページはこちら

有痛性外脛骨の症例報告|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.08.07 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは。

盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。

今回は、有痛性外脛骨でお困りの患者様の症例報告です。

有痛性外脛骨は足の内くるぶしの下にある舟状骨という骨の近くにもう一つ、余計な骨が出来てしまい、ここに、運動時なのでに負担がかかり痛みで運動が困難になる傷病です。スポーツに取り組んでいる方に多く発生し、捻挫などをきっかけに痛みが強く出ることが多いです。

運動をしなくなると痛みが減っていくために、一般的には安静にして、痛みと上手く付き合っていくという方が多い傷病です。

 

しかし、この有痛性外脛骨は、運動を頑張ればまた再発してしまいやすいのが特徴です。

痛みが酷くなるとなると、つま先立ちで痛みが強くなったり、更に酷くなると、歩くのも痛みが出てきます。

 

先述したとおり、捻挫をきっかけに痛みが出ることがありますが、その他では、硬い路面で長距離を走ったりしても痛みが出ます。

中学生入学時や高校生入学時といった運動強度が一気に上がる時期に発生しやすい傾向があります。

 

今回、20歳の女子バスケットボールの選手が有痛性外脛骨の痛みを訴えて来院され、症状が改善しましたので、症例報告をさせていただきます。

 

20歳・女性社会人バスケットボール選手

前日にバスケットボールの試合中に足関節を内返しに捻った際に、内くるぶしと外脛骨部がぶつかるような感覚になり、その後から、痛みが発生。痛みのために歩行時に体重が上手くのせることが出来ない。

一番最初に発症したのが小学生高学年。それ以降、痛みが出たら整形外科を受診し、痛み止めや湿布、酸素を当てる治療などを受けたことがあったそうです。

いつも、1週間程度安静をして、約2週間程度で一旦、痛みが落ち着いてきたとのことでした。

そして、また、負担が掛かりすぎたときに痛みが発生する。

その繰り返しだったとのことです。

 

今回、整形外科では無く、当院にお越しになったのは、1週間後にまた、バスケットボールの試合が控えており、これまでのような治療だと、試合で痛みを感じてしまって、プレーが出来ない可能性を感じたために、早く回復する事はできないかと考えていたところ、知り合いからオススメされたので来院されたそうです。

 

患部を見てみると、見事に腫れていて、歩くのも痛いし、つま先立ちは痛くて出来ない状態でした。

1回目の施術時に鍼施術や手技等を実施したところ、術後にはつま先立ちが出来る様になりました。

痛みが強い状態を10段階評価で10。痛みがない状態を0とすると、試合中に痛めたときはレベル10。

一日経過して、当院へ来院されたときはレベル8。一回目の術後は3くらいまで下がりました。歩行も痛みは感じるが、とても楽になったと喜んでいらっしゃいました。

 

翌日も続けて来院され、術後はレベル1まで下がりました。(※症状の改善には個人差があります)

非常に鍼との相性が良いのもあったかもしれませんが、とてもスムーズに痛みが引いていき、ご本人も今度の試合は出ることができそうだと喜ばれていらっしゃいました。

 

もしかすると、また、負担が過剰に掛かってしまったときは痛みが出てしまうかもしれませんが、これまでのように、痛みが引くのを安静にして待つのみというのではなく、施術をしたら、その分痛みが早く引くということがわかったのはとても良い事だと思いました。

 

うまく有痛性外脛骨と付き合っていくというのでも、付き合い方が変わったという言葉を患者様が口にしていました。

 

有痛性外脛骨は確かになかなか完治せず、悩んでいる方も多いかと思いますが、ぜひ、施術を取り入れて一日でも早く痛みを解消できるようにしていきましょう。

みなさんの痛みが一日でも早く楽になるように私達は努めてまいります。

お困りの方は私達にご相談ください!

 

亀太郎はり灸整骨院グループのホームページはこちら

 

病院で異常なしといわれた指のしびれはどうすれば良いの?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.07.10 | Category: からだの痛み,鍼灸治療,骨格矯正

こんにちは!

盛岡市の亀太郎はり灸整骨院です。

今回は、手の指先に痺れを感じて当院にお越しになった患者様の症例報告をいたします。

 

50歳男性

会社員(デスクワーク)

お悩み
当院に来院の1週間前から左手の第3指、第4指の先端にしびれ症状が出現。
整形外科にて診察をしてもらったが、特に異常なしとの診断。

 

1週間経過して症状が更に強くなり、睡眠時にも痺れが強くて目が覚めるようになってしまったために当院に来院。

初回来院時、カウンセリングや様々な整形外科テストを実施したところ、胸郭出口症候群の疑いがあり。

(胸郭出口症候群については当院のページをご覧ください)

 

睡眠時に身体を横向きにして、猫背のような姿勢が続くと痺れの症状が強くなり、起き上がってしばらく歩いたりして時間が経過すると痺れが少し楽になるということから、特に斜角筋、小胸筋部に原因があるように感じました。

横向きで寝ると腕の重みで胸周辺の筋肉が縮まるような姿勢になります。胸の筋肉の下には指先までいく神経が通っており、ここで神経が圧迫されて痺れが出ていると見立てました。そして、立ち上がって歩いている内に、自然と胸をはるような姿勢となり、神経の圧迫が緩和されると共に痺れが和らぐというわけです。

 

初めて来院された時は、鉛筆を持つのも辛いとのことでしたが、胸周辺の筋肉を柔らかくする鍼施術や骨格バランス調整を施したところ、症状レベルが10から施術後は3くらいまで一気に楽になりました(最も強い状態を10,何も症状を自覚していない状態を0とします)

その後、数回の施術で0まで改善する事が出来ました。

患者様自身も特に胸の筋肉に負担をかけたような覚えが無く、なぜ、こんなに強い痺れが出るのか不安な思いをされていましたが、施術後に症状が改善されていて安心されていました。また、デスクワーク時や電車通勤時の姿勢について、注意事項をお伝えしたところ、症状の悪化もしていないとのことで、大変喜んでいただけました。

 

もし、手の痺れを感じて、病院で検査をしても異常が無いと診断された場合はぜひ、当院にご相談ください。

※痺れは脳神経が影響することもありますので、簡単に考えずにしっかりと検査を受けることはオススメ致します。

太ももの裏の筋肉の肉離れをしてしまったら|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.06.12 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!

亀太郎はり灸整骨院です。

 

様々なスポーツが盛んに行われているこの時期、色々なケガでお困りの方が当院にもお越しになります。

今回は、そのケガの中から、「肉離れ」についてお伝えいたします。

 

先日、当院にソフトボールの試合中に太ももの裏の筋肉(大腿二頭筋)の肉離れをしてしまい、お越しになった患者様がいらっしゃいました。

50歳の男性でしたが、学生時代に野球経験者であり、30年ぶりくらいに町内会のソフトボール大会に参加して、ボールをとろうと前かがみになった時に太ももの裏に激痛が走り、痛みが強く歩くのも辛い。椅子に座っているだけでも、患部に椅子のヘリが当たって痛い。とてもお困りの様子でした。

「昔の身体が動くイメージのままで動いてしまって、それが良くなかった」とご本人がお話しになっていました。

肉離れの患者様がこの言葉を口にしている場面によく会います。

 

肉離れは3段階の重症度に分けられます。

一番軽傷な1度損傷は、膝を伸ばしたままで太ももの裏の筋肉をストレッチしても、痛みがなく、力を入れたときだけ痛みを感じます。

受傷部位を冷やして安静を保っていれば、比較的早期に回復します。

 

2度損傷では、ストレッチ痛が著明で歩行にも痛みを感じることが多いです。

痛みを感じる場所がはっきりしていて、患部を指で押すと明らかに強い痛みを感じます。

受傷数日後に、内出血(皮下出血)が皮膚の表にでてきます。

重症度が高いと内出血量も多くなり、患部に腫れが強く出るために受傷直後からの圧迫が大事になります。

 

3度損傷は2度よりも患部の損傷が強く、膝をまっすぐに伸ばすことも出来なくなります。

外観も患部がへこんで見えるようなこともあります。

しっかりと処置をしないと機能が回復しないこともあります。

 

 

肉離れの施術において、「瘢痕組織」が残らないようにするのも大事です。

瘢痕組織とは、負傷した部分の組織が、硬い組織になってしまう状態をいいます。

硬い組織のために柔軟性に乏しく、スポーツに復帰しても、同じ所をケガしたり、疲労がすぐに溜まりやすい状態となってしまいます。

 

 

当院では、肉離れを早く回復させるための施術やセルフケア、瘢痕組織をつくらないための注意点なども、患者様の損傷の状態を確認したうえでお伝えしております。

 

お困りの際は、早めにご相談ください。

 

 

亀太郎はり灸整骨院の公式ホームページはこちら

 

スポーツで起こりやすい膝の痛み|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.05.24 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!

5月に入ってから、スポーツのケガでお困りの学生さんが来院されることが増えてきました。

頑張っている爽やかな姿にこちらも元気をいただいております。

最近、膝の痛みでお困りの学生さんが増えましたので、今回は、膝の痛みについてお伝えいたします。

 

スポーツにおける膝への負担は非常に大きいものがあります。

自分の体重の重さだけでなく、ジャンプしたり、走ったり、急激に方向転換をしたりと、体重以上の負担が膝にはかかっています。

 

もし、膝を痛めたり、違和感が出てしまったら、今回お伝えする内容を参考にしていただけると、膝の痛みの場所で、だいたい自分が何を痛めているのかというを判断する事が出来ます。

 

①大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)
痛みは膝のお皿の上縁に痛みを感じます。
太ももの筋肉に負担が大きく加わったり、連続して太ももの筋肉に負担がかかると、お皿(膝蓋骨)の上の部分に痛みが出ます。
ジャンプを伴う競技にで発生しやいです。

 

②膝蓋靱帯炎(膝蓋腱炎)
膝のお皿の下縁やすねの骨のでっぱりの部分に痛みを感じます。
大腿四頭筋付着部炎と同様に、太ももの筋肉に負担がかかりすぎた際に発生します。

 

③鵞足炎(がそくえん)
膝の内側に痛みを感じます。
内太ももの筋肉に負担がかかった際に痛みが出ることが多いです。

 

④腸脛靱帯炎
膝の外側に痛みを感じます。
階段の上り下りなどで痛みを強く感じます。
膝の外側にある腸脛靱帯という靱帯が骨に摩擦する事で痛みが発生します。
ランナーズニーとも言われます。

 

これらの多くの痛みが筋肉への負担が大きいと発生します。
痛みが強いうちは安静にすることも大事ですが、再発を予防するのが更に重要となります。

再発予防のためには、炎症に対する施術、セルフケア、メンテナンス等を行う事が大事です。

ケガの再発はスポーツが思うようにできなくなり、貴重な時間を奪ってしまうことに繋がります。

強い痛みが出てからだと、回復に時間を要してしまうことがありますので、違和感や軽い痛みが出たらすぐに施術することをおすすめいたしますう。

 

当院では、膝の痛みに関して、鍼施術、手技、筋・骨格調整、高周波、ラジオ波、超音波、テーピング、ストレッチなどで早期回復と再発防止を目指しています。お困りの方はぜひ、ご相談ください!

 

亀太郎はり灸整骨院グループの公式ホームページはこちら

五十肩は動かした方がいいのか?安静にしたほうがいいのか?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2023.05.01 | Category: からだの痛み,交通事故,鍼灸治療

こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院です。

 

当院では、四十肩、五十肩の患者様がたくさん来院されます。

四十肩、五十肩はとても痛みが強く、日常生活に苦痛を伴うだけでなく、改善にも時間を要しやすい傷病ですので、罹患した患者様の多くが、
「こんなに痛いものだとは思っていなかった」とか、「時間が経てば良くなると聞いていたので、様子をみていたら、どんどん痛みが強くなるし、もう数ヶ月も経っているのに痛みが取れない」などというような言葉を口にされます。

 

そして、四十肩、五十肩の患者様によく質問されるのが

「痛くても動かした方がいいのでしょうか?」

という質問です。

 

こちらは、色々な説があり、何が正解と決める事が難しいのかもしれません。

私達、亀太郎はり灸整骨院では

「夜間痛や安静時痛が無くなったら積極的に動かしてください」

とお伝えしています。

夜間痛というのは、夜寝ようとしたときに肩に痛みを感じる状態です。

安静時痛というのは、とくに肩や腕を動かしていないのに、肩関節に痛みを感じる状態です。

 

夜間痛や安静時痛がない状態でしたら、動かさないと、関節が拘縮といって、固まってしまうのでどんどん動かすようにお伝えしています。

 

動かす際も、最初からガンガン動かすのではなく、徐々に動きをつけていくのが良いです。

強い痛みを感じると、脳は防御反応をとるような指示を出しますので、筋肉が硬くなり、思ったように動かす事が出来なくなる場合があります。

脳は痛みになれてくるので、動かしていたければ少しそのままで止まって、痛みになれてきたら、また動かすという感じで運動をすると良いと思います。

 

もし、四十肩、五十肩でお困りの際は、気軽にご相談ください。
お身体を確認して、今は、どのような状況(状態)なのかを詳しく説明して、二人三脚で回復を目指します。

亀太郎はり灸整骨院の公式ホームページはこちら

ふくらはぎの外側が痛い?!これって骨折?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.08.11 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!

盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。

今回は「ふくらはぎの外側の痛み」に関して症例をシェアいたします。
ランナーやダンサー、サッカー選手等のように、足に負担が多く掛かる方に発生しやすいです。

先日、来院した患者様は、20歳前半の女性でした。
仕事でダンスをしているとのことです。
ダンス中に右足に荷重をした時に、ふくらはぎの外側に痛みを感じ、そのあと、筋肉が常につってしまっているような感覚とのことでした。

ふくらはぎの外側には、腓骨という細い骨があり、あまり太い筋肉が無いところなので、
「骨にヒビでも入ってしまっているのかと思って・・」と心配そうに来院されました。

どんな時に痛みが出るのかを質問すると、ダンスのターンの時に軸足に体重をかけて外側に身体が傾いたときに痛みを感じるとのことでした。

骨にヒビが入っている場合は、ヒビが入っている部分に痛みが明確に出ることが多く、指で押すとヒビの入っているところが痛みを強く感じる事が多いです。

しかし、そのようなことはなく、

「腓骨筋炎」

と判断しました。

腓骨筋とは、先述した腓骨というふくらはぎの外側にある、細い骨に沿うようにして走行している筋肉です。筋肉なのですが、骨と勘違いされる方も少なくありません。

この筋肉は、足関節を外側に引き上げる働きや、重心のバランスが外側に傾いた時に、転ばないように身体を支えるときに活躍します。

 

今回の患者様も、軸足に荷重をして、外側にバランスが傾いた時に腓骨筋に負担がかかり、この動きを繰り返ししていたために、腓骨筋に炎症が起きてしまったのです。

 

腓骨筋に鍼施術を行い、手技で筋肉をほぐして、血流をよくし、キネシオテープでテーピングを施しました。
術後、確認のために、外側に重心をかけてもらい、腓骨筋に負担をかけてみると、施術前より痛みがなく、”テーピングのおかげですごく支えられているような感覚がする”と仰っていました。

 

もし、ふくらはぎの外側に荷重をかけた際に痛みがある場合は、今回の内容を参考にしていただければと思います。

まずは、痛みを感じたら、自己判断をするのではなく、鍼灸整骨院や整形外科へ相談してみてください。

亀太郎はり灸整骨院グループの公式ホームページはこちら

内くるぶしの下が腫れて痛む|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.06.17 | Category: からだの痛み,鍼灸治療

こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院です。

6月はスポーツの大会が盛んに開催されいます。
それに伴って、スポーツ選手がケガで当院へ来院する事が増えています。

先日、当院へ来院した患者様の症例をご紹介いたします。

15歳 女性
剣道部
前日にお風呂場でしゃがんだ際に内くるぶしの前下方部に激痛がはしり、それ以降、足に荷重をするだけで痛みがある。5日後に剣道大会があるために、痛みをできるだけ軽減したい。

このような患者様が来院しました。

初診日に患者様は、「たぶん、土踏まずを捻挫したと思う」と言っていました。
実際にみてみると、内くるぶしの前下方が腫れていて、熱感もありました。
足関節の動きやリスフラン関節(土踏まずのあたりにある関節)の動きを確認しても、異常なし。靱帯損傷無し。よって、捻挫ではないと判断しました。
結果的には、「後脛骨筋腱の牽引による舟状骨部の炎症」と判断しました。

後脛骨筋はふくらはぎから、内くるぶしの前下方にある、舟状骨という骨につく筋肉です。
この後脛骨筋が硬くなると、舟状骨をひっぱるような力が加わります。

患者様に最近、ふくらはぎに何か異常を感じたことがないかと質問をすると、
「ここ最近、踵上げのトレーニングをたくさんしていて、ふくらはぎがガチガチになっている感じがした」と返答がありました。
ふくらはぎにある、後脛骨筋が硬くなった状態で、お風呂場でしゃがんだ際に負荷がかかり、炎症が発生したと予想されます。

 

施術は、後脛骨筋を柔らかくするために鍼施術と手技、足関節の調整、テーピングで土踏まず形成と舟状骨から後脛骨筋の保護をしました。

翌日に来院されたときは、痛みは70%くらいに軽減していました。
しかし、まだ、剣道で強く踏み込むことは難しい状態でした。
この日も同じ施術を行い、翌日にまた来院することに。

3回目の来院時は痛みが30%まで改善しており、日常生活上では痛みがあまり気にならなくなっていました。

4回目の来院時には翌日が大会でしたので、テーピングを強固に行いました。
その場で剣道の踏み込みをしてもらうと、「えっ!踏み込める!」と、とても喜ばれていました。
無事に大会に出場できるレベルに改善して、ご両親も大変喜んでいらっしゃいました。

 

今回の患者様はとても順調に回復したケースですが、痛めてからすぐに施術を受けることで早期回復の可能性は高くなります。大会前だからと無理して、施術をせずに練習を継続するとおそらく、大会本番は痛みで良い動きは出来なかったと思います。

スポーツで身体に違和感や痛みを感じるときは、少しでも早くまずは施術を受けることをおすすめいたします。テーピングをするだけでも結構、動きやすくなります。

 

今回の症状と似たもので「有痛性外脛骨」というケガもあります。
こちらもなかなか強い痛みが出ますが、施術をする事で良い状態で大会を迎えるサポートは可能となります。

ぜひ、スポーツのケガでお困りの方は当院へご相談いただければと思います。

亀太郎はり灸整骨院グループの公式ホームページはこちら

好転反応ってどんなもの?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院

2022.05.30 | Category: その他,鍼灸治療

こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。

今回は、施術を受けた後に発生する事がある「好転(こうてん)反応」についてお伝えいたします。

当院では、初診の患者様には問診で、過去の施術経験についても質問をいたします。
そのなかでよくあるのが、”マッサージを受けた後に身体がだるくなった”というものです。

 

このように、施術を受けた後に身体にダルさや眠気、痛みが増してしまうような反応のことを「好転反応」といいます。

好転反応は整体やマッサージ、鍼施術を受けた日の夜や翌日から発生する事があります。
それは、身体が悪い状態から良い状態へ回復しようと好転しているからです。
ごくまれに、発熱する方もいらっしゃいます。

施術によって血流が改善したり、自律神経のバランスが変わったり、身体の中ではいろんな変化が起きます。その際に、反応を起こします。

2~3日で自然と好転反応が落ち着くと、そこからすごく身体が軽くなったりもします。

好転反応の中で「弛緩反応」「回復反応」というものがあり、この反応が起きると身体のダルさを感じやすくなります。

もし、反応が出てしまった時は、身体の声にしたがうようにして、横になってゆっくりと休む事をおすすめします。

 

「好転反応が出た方が効いている、出ないと効いていない」と思う方もいるようですが、これはあまり関係なく、好転反応が出ても出なくても、身体に回復力は生じています。
同じ患者様が同じ施術を受けて、好転反応が出るときと出ないときもあります。

ただ、身体が疲労困憊の状態の方や、睡眠不足、精神的にストレスを多く抱えている方に関しては、反応が起きやすいような気がします。

一般的には、疲労してる、薬を長期間服用している、強い薬を服用している、栄養状態が悪い、睡眠不足などの方は好転反応を自覚しやすいともいわれています。

 

揉み返しと好転反応は違うの?

という質問をうけることがあります。
揉み返しは、色々な説がありますが、一般的には筋肉や神経に強い刺激が加わったり、長時間刺激を加えた場合に筋肉が炎症をおこして痛みを出している状態といわれています。

施術中のマッサージの強さを弱くしたり、時間を短くすることで解消できます。

一方の好転反応は、施術の強さなどはあまり関係ありません。あくまでも、回復しようとする時に生じる反応と言われています。

もし、好転反応が強い、揉み返しのような症状が改善されないという時は、施術者に相談することをおすすめいたします。痛みが日に日に強くなっている、痛みが引かないというときは特に相談が必要です。

参考にしていただければと思います!

亀太郎はり灸整骨院グループの公式ホームページはこちら

Copyright © 亀太郎はり灸整骨院 all rights reserved.