【腰が痛いときの対処法】応急処置で痛みを和らげる方法と、整骨院に行くタイミング
急な腰の痛みは、最初の数時間〜数日での対応がその後の回復スピードに影響することがあります。
「重い荷物を持ち上げた瞬間、腰に激痛が走った」
「朝起きたら腰が固まって動けなくなっていた」
急な腰の痛みに襲われた時、「冷やすべき?温めるべき?」「動かしていいの?」と迷ってしまう方は非常に多いです。
間違った対処をしてしまうと、炎症を広げ、治るまでの期間が長引いてしまう可能性があります。
こんにちは。亀太郎はり灸整骨院グループです。
本記事では、腰痛が発生した直後の正しい応急処置と、病院や整骨院へ行くべきタイミングについて解説します。(※症状や効果には個人差があります)
痛めた直後の応急処置:冷やす?温める?
腰痛の対処で最も質問が多いのが「冷やすか、温めるか」です。
結論としては、痛みの時期と性質によって正解が異なります。
1. 「急性期」は冷やす(アイシング)
ぎっくり腰など、痛めた直後で「ズキズキ脈打つような痛み」「患部が熱を持っている」場合は、炎症を抑えるために冷やすのが基本です。
- 方法:氷のうや保冷剤をタオルで包み、患部に10分〜15分ほど当てます。
- 注意:長時間の冷却は凍傷のリスクがあるため、感覚が鈍くなってきたら一度外してください。
2. 「慢性期」は温める
強い痛みが落ち着き、「重だるい」「動かすと突っ張る」という状態になれば、温めて血流を良くすることで筋肉がほぐれやすくなります。
この時期にお風呂などでゆっくり温めることは有効です。
痛みが強い時に「やってはいけない」3つのこと
良かれと思って行った行動が、実は逆効果になることがあります。特に発症から2〜3日は以下の行動を控えることをおすすめします。
※スマホの方は、表が縦に並んで表示されます。
| NG行動 | 理由・リスク |
|---|---|
| 1. 長時間の入浴 | 急性の炎症期に体を温めすぎると、血流が良くなりすぎて炎症が広がり、痛みが強くなる可能性があります。シャワー程度で済ませましょう。 |
| 2. アルコールの摂取 | お酒も血行を促進し、炎症を助長させます。また、酔って痛みを感じにくくなり、無理な姿勢をとって悪化させるリスクもあります。 |
| 3. 強いマッサージ | 炎症が起きている筋肉を強く揉むと、筋繊維が傷つき、腫れや痛みがひどくなる(揉み返し)ケースが見られます。 |
病院(整形外科)と整骨院、行くタイミングは?
「どこに行けばいいか分からない」という方へ、一般的な判断基準をご紹介します。
まずは整形外科へ行くべきケース(危険サイン)
以下の症状がある場合は、骨折や神経の強い圧迫、内科的な要因などが隠れている可能性があるため、まずは医師の判断を受けてください。
- 安静にしていても激しく痛む
- 足にしびれや麻痺がある
- 発熱を伴っている
- 転倒や事故などが原因である
- 排泄のコントロールがしにくい(急いで受診が必要なケースがあります)
整骨院へ相談すべきケース
画像検査で「骨に異常なし」と言われた場合や、以下のような症状であれば、筋肉や関節の調整を得意とする整骨院への相談が選択肢になります。
- 「動かすと痛い」動作時痛がある
- ぎっくり腰で動くのがつらい
- 慢性的な腰痛が悪化した
- 湿布や薬だけでなく、手技で早く落ち着かせたい
亀太郎はり灸整骨院でのアプローチ
当院では、痛みのステージ(急性期か慢性期か)に合わせた対応を行い、無理なく日常生活に戻れる状態を目指します。
当院の施術方針
- 急性期の対応:負担を増やさない範囲で、特殊な電気施術や、患部に負担をかけにくい鍼灸施術などで「まず動ける状態」を目指します。
- 慢性期の対応:痛みが落ち着いてきたら、骨盤のバランス調整や手技で筋肉の硬さを整え、再発しにくい体づくりを行います。
よくある質問(Q&A)
Q1. コルセットはずっと着けていた方がいいですか?
A. 痛みが強い時や、動く時だけ着用しましょう。
コルセットは腰を安定させ痛みを和らげますが、24時間着けっぱなしにすると筋力が落ち、逆に腰痛が治りにくくなる可能性があります。寝る時は外すのが基本です。
Q2. 湿布は冷感タイプと温感タイプ、どっちがいいですか?
A. 成分に大きな違いはないため、好みで選んでOKです。
冷感はメントール、温感はカプサイシンで「そう感じる」仕組みです。温感湿布は刺激が強い場合があるため、肌が弱い方は注意してください。
Q3. どのくらいで治りますか?
A. 状態によりますが、ぎっくり腰なら1週間程度で落ち着くことが多いです。
適切な対処で数日で動けるようになるケースも多い一方、筋肉の修復には時間が必要です。無理をせず、段階的に活動量を増やしていきましょう。
諦める前に!私たち専門家へご相談ください
腰の痛みは、初期対応が早ければ早いほど、回復も早くなる傾向があります。
「この痛み、どうすればいいの?」と迷ったら、自己判断せずにお気軽にご相談ください。あなたの今の状態にベストな対処法をご提案いたします。
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