マラソン選手は要注意!この筋肉をしっかりとケアしよう!!【盛岡 整骨院】
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康をサポート、応援させていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
今回はマラソンランナーに気をつけて欲しいことに関してお伝えいたします。
昨日、盛岡市では盛岡シティマラソンが開催されました。
台風が連発していたこの頃でしたので、せっかくの第一回大会、無事に解されれば良いな~と思っていました。
土曜日は雨模様でしたが、大会当日の昨日は暑すぎず、ランナーにはちょうど良い曇り空という感じでした。
また、風も穏やかで走りやすかったのではないでしょうか?ランナーの皆様お疲れさまでした。
院長尻引も家族でスタート地点の岩手大学の近くに応援に行きました。
当院に通院している患者様も多く参加されるという事で、直接声をかけて応援できるかなと思っていたら、人多すぎ・・・・。全然わかりませんでした(笑)
俳優の石田純一さんが走っていましたが、オーラがやはり違うのかすぐに見つけました。
さて、本題に戻ります。
マラソンは長距離を長時間をかけて走るために身体に対する負担はもちろん大きくなります。
競技によってケガをしやすい部位は変わるのですが、マラソンの場合は圧倒的に下半身のケガが多くなります。
また、打撲や捻挫の様に瞬間的に衝撃が加わって発生するケガと違い、繰り返しの負担によって痛みが発生する事が多いのでケガが治りにくい場合があります。
その中でも発生しやすいケガをいくつか紹介し、気をつけて欲しいことをお伝えいたします。
1、ランナーズニー
名前の通り、ランナーの膝に多く起こるトラブルです。
腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)とい太ももの外側にある靭帯が、膝の外側摩擦されて発生する靭帯の炎症です。
院長尻引自身も過去にマラソンをしていた時に、このランナーズニーに悩まされました。
膝を曲げ伸ばしする度に、腸脛靭帯が膝にこすれてしまって炎症を起こすので、走ると必ず摩擦が起きてしまい、なかなか治りにくいです。また、一時的に走ることを休んで痛みが減ったとしてもまた走り出すと痛みがぶり返してしまい、なかなか完治までたどり着きません。
ランナーズニーになるとスピードを出して走ると非常に痛みが強くなるのでスピードを出すことが困難になります。
マラソンは時間を短くする競技ですので、スピードが出せないことはストレスです。
ランナーズニーの場合は、腸脛靭帯のアイシングやそもそもO脚傾向だと発症しやすいですので、内転筋のトレーニングや、骨盤を正しい位置に整えて走ることが大切です。
2、シンスプリント
下腿にある脛骨の骨膜に炎症が起きてしまうケガで、非常に強い痛みを伴います。
脛骨過労性骨膜炎とも言います。
脛骨の下方1/3の位置に発生しやすいです。
この脛骨の骨膜に炎症が発生すると、初期の段階ではスピードを速く出して走ったり、強く足に体重を載せるようにして走ると痛みが出ます。
しかし、そのまま放っておいて負担を与え続けると痛みはどんどん強くなり、歩くことですら困難になります。
このケガも体重を載せると負担がかかってしまうためになかなか治りにくく、いつもより負担を多くかけたり、長い距離を走ったりすると、再発しやすくもあります。
シンスプリントは後脛骨筋(こうけいこつきん)という筋肉が深く関与しています。
筋肉は硬くなると痛みを出しやすく、ケガをしやすくなりますので、後脛骨筋をストレッチしておくことがリスク回避につながります。
また、シンスプリントは偏平足の人に起こりやすいとも言われています。
足の内側アーチが低下していまう事で、脛骨の内側に負担がかかりやすくなってしまいます。
根本的に負担をかけないようにするには、インソールを使用して内側アーチの形成を助けてあげると良いです。
また、膝の位置が内側に入っているとシンスプリントになりやすいですので、こちらもバランス調整と筋力トレーニングで正しい膝の位置にしておくとリスク回避が出来ます。
もし、シンスプリントになってしまった場合は、とにかく早期安静です。繰り返し負担がかかることで重症化していきますので、走りたい気持ちをグッとこらえて早期に安静にすることが大事です。軽症のうちに早く治して、また練習をしたほうが良いと思います。重症化すると本当に治りにくいです。
痛みが発生したらアイシングも忘れずに!
ランナーの皆さんは自己ベストを出すことを目標に日々、練習をされている方が多いと思います。
ついつい、練習に熱が入り、オーバーユース(使い過ぎ)になってしまうことがあると思いますが、マラソンは一日頑張ったところで結果は出ません。一日一日、ケガをしないように着実に練習をしていった方が結果が出ます。
休息もケアも自己ベストを出すうえで大事なことです。いかに良い状態で練習を積み重ねることが出来るのかを大切にして欲しいです。
何人ものランナーが無理にハードな練習をして、ケガをしてしまい、自己ベストを更新できない体になってしまっています。皆さん無茶したことを後悔しています。
ぜひ、体を大切に壊さないように負荷をかけてください。
もし、体に不調が出た場合はすぐに当院へご相談ください!
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