膝に水がたまったら水は抜いたほうが良いのか?【盛岡市 整骨院】
こんにちは(^-^)
盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。
亀太郎はり灸整骨院です。
季節の変わり目になると体のあちこちに痛みが出現しやすくなります。
特に、膝関節は痛みが出やすい関節です。
60歳以降の膝の痛みは
「変形性膝関節症」
関節に変形が起こり始めているケースが多くなります。
膝関節に炎症が起こると痛みを認識します。
関節の負担が多くなりすぎると関節内の炎症が強くなり、
関節内に水が溜まります。
当院へ変形性膝関節症を少しでも良くしたいと思って来院される患者様の多くが、
病院で関節内の水を注射で抜いたという経験をしています。
それでも、全然回復しないので、思い切って当院へ転院されます。
「膝関節内の水は抜いたほうが良いのですか?」
と質問を受けます。
今回は、膝の関節の水を抜くことに関してお伝えします。
そもそも、膝関節の水とは関節内の組織液です。
水は膝関節内の滑膜(関節を滑らかに動かすための袋)に炎症が起こるために出現します。
よく、
「膝の水を抜くとくせになる」
とい話がありますが、それは違います。
くせになるのではなく、
水を抜いても、滑膜の炎症の治療を行うわけではないので、
根本的に治ってはいないため、何度も繰り返し抜くことになるだけです。
膝の痛みがある場合は、水を抜くとその場は楽になります。
しかし、水がたまっていて、痛みがない場合は水は抜かないことを私はお勧めします。
注射を何度も行うことは少なからず、感染症にかかるリスクがあります。
痛みの伴わない関節の水は無理に抜かす、冷やしたり圧迫すると自然に吸収されます。
水を抜くことと根本的に膝の負担を軽減し、回復させることが大切です。
次回は、変形性膝関節症、人工関節ってどうなのかをお伝えします。
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