【坐骨神経痛】そのしびれ、実は「お尻」以外が原因かも?本当の根本原因と見分け方
「長時間座っていると、足先までしびれてくる」
「座っている時よりも、立っている時の方が楽だ」
このような症状にお悩みではありませんか?
もしそうであれば、それは一般的に「坐骨神経痛」と呼ばれている症状かもしれません。
結論から申し上げますと、坐骨神経痛は「病名」ではなく「症状」です。そのため、何が原因で神経が圧迫されているかを見極めることが重要です。
こんにちは。亀太郎はり灸整骨院グループです。
当院には、年間2000名以上の新規患者様がご来院されていますが、その中でもお尻や足のしびれに関するご相談は非常に多く見られます。
本記事では、坐骨神経痛の本当の原因と対処法を丁寧に解説します。
坐骨神経痛とは、腰から足先まで伸びる坐骨神経が、何らかの原因で圧迫されたり刺激されたりすることで現れる痛みやしびれのことを指します。
神経の圧迫箇所によって、原因が異なり、対処法も変わる可能性があります。
- 腰椎(ようつい)由来の圧迫(背骨)
- 椎間板ヘルニア:背骨のクッション(椎間板)が飛び出し、神経に触れてしまう状態です。
- 脊柱管狭窄症:神経の通り道(脊柱管)自体が狭くなってしまう状態です。
- 梨状筋症候群(お尻の筋肉)
- お尻の奥にある梨状筋という筋肉が硬くなり、その下を通る坐骨神経を締め付けてしまう状態です。長時間のデスクワークや運転などがきっかけになります。
原因によって、楽になる姿勢や痛む動作が異なる傾向があります。無理のない範囲で試してみてください。
| チェック項目 | 痛みの出方 | 疑われる原因の可能性 |
|---|---|---|
| 前かがみ | 痛みが強くなる、またはしびれる | 椎間板ヘルニアの可能性があります |
| 後ろに反らす | 痛みが強くなる、またはしびれる | 脊柱管狭窄症の可能性があります |
| お尻を圧迫 | お尻の特定のポイントを押すと足先まで響く | 梨状筋症候群の可能性があります |
整形外科と整骨院は、役割が異なります。どちらがあなたにとって最適か見極めましょう。
- 整形外科(医師):画像検査(レントゲン・MRI)を行い、投薬や注射、手術などを行います。急激な麻痺や排泄障害がある場合は病院へ。
- 整骨院(柔道整復師・鍼灸師):骨格のゆがみ、筋肉の緊張、血行不良などにアプローチします。
病院で異常なしと言われたのに痛みが続く場合は、筋肉や姿勢のケアが必要なサインかもしれません。
当院の施術は、年間2000名以上の新規患者様と向き合ってきた経験に基づいています。
- 徹底的なカウンセリングと検査
- 深部へのアプローチ(鍼施術など)
- 再発予防のためのストレッチ指導
適切な施術により、日常生活の動きが楽になったというケースも多く見られます。
Q1. 坐骨神経痛は自然に治りますか?
軽度の場合には自然に治まることもありますが、原因が残っていると再発しやすいです。
Q2. 温めるべき?冷やすべき?
多くの場合は温めることがおすすめですが、ズキズキする炎症が強い時は一時的に冷やすこともあります。
Q3. 病院で異常なしと言われたが整骨院は有効?
有効です。筋肉・関節・姿勢など機能面の問題は整骨院の得意分野です。
坐骨神経痛は原因が複雑な症状ですが、適切なケアを行えば改善が期待できます。
「歳だから」と諦めず、お気軽にご相談ください。
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