ふくらはぎの外側が痛い?!これって骨折?|盛岡市・亀太郎はり灸整骨院
こんにちは!
盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループです。
今回は「ふくらはぎの外側の痛み」に関して症例をシェアいたします。
ランナーやダンサー、サッカー選手等のように、足に負担が多く掛かる方に発生しやすいです。
先日、来院した患者様は、20歳前半の女性でした。
仕事でダンスをしているとのことです。
ダンス中に右足に荷重をした時に、ふくらはぎの外側に痛みを感じ、そのあと、筋肉が常につってしまっているような感覚とのことでした。
ふくらはぎの外側には、腓骨という細い骨があり、あまり太い筋肉が無いところなので、
「骨にヒビでも入ってしまっているのかと思って・・」と心配そうに来院されました。
どんな時に痛みが出るのかを質問すると、ダンスのターンの時に軸足に体重をかけて外側に身体が傾いたときに痛みを感じるとのことでした。
骨にヒビが入っている場合は、ヒビが入っている部分に痛みが明確に出ることが多く、指で押すとヒビの入っているところが痛みを強く感じる事が多いです。
しかし、そのようなことはなく、
「腓骨筋炎」
と判断しました。
腓骨筋とは、先述した腓骨というふくらはぎの外側にある、細い骨に沿うようにして走行している筋肉です。筋肉なのですが、骨と勘違いされる方も少なくありません。
この筋肉は、足関節を外側に引き上げる働きや、重心のバランスが外側に傾いた時に、転ばないように身体を支えるときに活躍します。
今回の患者様も、軸足に荷重をして、外側にバランスが傾いた時に腓骨筋に負担がかかり、この動きを繰り返ししていたために、腓骨筋に炎症が起きてしまったのです。
腓骨筋に鍼施術を行い、手技で筋肉をほぐして、血流をよくし、キネシオテープでテーピングを施しました。
術後、確認のために、外側に重心をかけてもらい、腓骨筋に負担をかけてみると、施術前より痛みがなく、”テーピングのおかげですごく支えられているような感覚がする”と仰っていました。
もし、ふくらはぎの外側に荷重をかけた際に痛みがある場合は、今回の内容を参考にしていただければと思います。
まずは、痛みを感じたら、自己判断をするのではなく、鍼灸整骨院や整形外科へ相談してみてください。
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