シンスプリントと勘違いしやすいケガ【盛岡市 整骨院】

2017.07.15 | Category: からだの痛み

こんにちは(^-^)

盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援させていただいております。

 

亀太郎はり灸整骨院です。

 

前回は、スポーツ選手に多いけがである、「シンスプリント」についてお伝えいました。

すねの痛みには要注意です。単なる筋肉痛だと思ったら痛い目にあいますよ!!

 

 

先日、当院へ岩手県の高校女子バレーの強豪校の選手がシンスプリントで来院されました。

すねの全面が明らかに腫れていて、ひどい炎症を起こしていました。

歩くのも体重を乗せると痛みが出てしまうため、跛行をして来院されました。

非常に痛々しく、かわいそうな姿でした。

 

このバレー選手は、一週間前にほかの治療院へ治療に行ったそうなのですが、シンスプリントではなく、

「鵞足炎(がそくえん)」と診断されたそうです。

 

 

鵞足炎とは膝の内側やその少し下のすねの周囲に痛みを感じるもので、確かにスポーツ選手にも起こるけがです。

太ももの内側の筋肉が炎症を起こして発症するケガです。

 

その治療院で「鵞足炎」と診断されたので、そのバレー選手は

「痛みの出ている場所と先生が説明している場所がちょっと違うな・・・」

と思いながらも、自分は鵞足炎なんだと思っていたそうです。

 

鵞足炎の治療は基本的には大腿の筋肉を治療します。

そのため、このバレー選手もセルフケアで大腿部の筋肉を中心に行っていたそうです。

 

しかし、全くよくならず。。。

 

どんどん、痛みが増してきたそうです。

 

そこで、当院へ転院してきたのです。

 

当院で、鵞足炎ではなく、シンスプリントであるということを説明すると

心から納得し、

「そうなんです!!」と嬉しそうに言っていました。

ずっと、なんか違うな。。と思っていたようです。

 

 

このように、プロでも間違えることがあるシンスプリント。

 

多くはすねの下のほうに痛みが出るので、この場合はシンスプリントと容易に判断できるのですが、

すねの上のほうに痛みが出ると、鵞足炎と間違ってしまうことがあるのです。

 

 

シンスプリントの治療は主に大腿ではなく下腿の筋肉がメインになります。

 

治療のポイント、セルフケアのポイントを間違えると症状の回復がどんどん遅くなってしまいます。

 

的確な判断と処置が非常に大切です。

 

 

亀太郎はり灸整骨院はスポーツをがんばっている人たちを応援しています。

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