【坐骨神経痛(腰椎ヘルニア)・症例報告】
盛岡市在住・20代・男性
職業:会社員
主訴:右坐骨神経痛
患者様は小学生の頃からサッカーを続けており、数年前に腰に強い痛みを感じたのをきっかけに、右臀部外側から右下腿外側(深腓骨神経ライン)にかけて、痛みや痺れを感じるようになりました。日常生活には大きな支障はないものの、雨の日になると急激に痛みが増すとのことです。
【初診時の状態】
初診時には動作時の痛みはあまりなかったものの、右腰背部の筋緊張が非常に強く出ていました。痺れを自覚していないものの、テスト法では陽性の反応が見られました。
【検査結果】
- 右腰背部の圧痛(+)
- SLR(+)
- ケンプ徴候(-)
- Kーボンネットテスト(-)
【初回施術内容】
- 筋肉調整:腰背部および臀部
- 鍼治療:右腰から右臀部
- 骨格矯正:関節運動学的アプローチ(AKA)
- テーピング:腰部サポート
【2回目来院時】
前回の施術後、体全体が軽くなり、筋肉の硬さを自覚したとのことです。雨が降らなかったため、痛みの変化は判断できませんが、全体的に楽になっていると感じています。今回も鍼治療を継続しました。
ペインスケール:7(0〜10)
【4回目来院時】
痛みや痺れは悪化せず、施術を重ねるたびに体が軽くなっているのを実感しています。今回はメガボルト、ラジオ波、吸引筋膜リリースを行い、様子を見ました。
ペインスケール:5(0〜10)
【同じような悩みでお困りの方へ】
雨の日に腰椎ヘルニアを持つ方が症状を悪化させるのは、気圧の低下により交感神経が緊張状態となり、血管が収縮して血行不良を引き起こすためです。これにより痛みが強くなります。この患者様はL4-L5間に軽度のヘルニアがありましたが、手術は必要とされていません。
実は、体内の免疫細胞(マクロファージ)が血行を良くし、長期的には椎間板のヘルニア部分も排除してくれることがわかっています。そのため、手術が必要でないヘルニアの場合、当院では鍼治療や関節運動学的アプローチ(AKA)、手技療法を組み合わせて、症状の改善を図っています。雨の日の腰痛にお悩みの方は、ぜひ亀太郎はり灸整骨院グループにご相談ください。
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