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脊柱管狭窄症のリハビリで歩くのは良いのか?【盛岡市 整骨院】

2021.08.05 | Category: からだの痛み,鍼灸治療,骨格矯正

皆さん、こんにちは!
厨川と津志田で地域の皆さんの健康を応援しております、亀太郎はり灸整骨院です。

今回は、先日、当院へご来院された患者様からの質問をご紹介いたします。

Q.脊柱管狭窄症になってしまい、歩くのが辛いが、歩けなくなるのが嫌だから無理してでも、歩いたほうが良いのか?
この様な質問がありました。

答えは「いいえ」です。

患者様の症状の度合いによって、正解は変わりますが、基本的には無理は禁物です。
脊柱管狭窄症は、歩いている途中で、腰から足にかけての領域のどこかが辛くなり、連続して歩くことが困難になる”間欠性跛行”という症状が出るのが特徴です。この間欠性跛行は、辛くなったら、前かがみになったり、椅子に座って休むと辛い症状が和らぎ、また歩き始めることが出来ます。

身体に痛みが出るというのは、脳がそれ以上負担をかえないようにサインを出しているものとして考えると、歩いていて辛くなっても休まずに無理に歩き続けるという事はあまり望ましくないと言えます。

一方で、確かに”辛くなるから、歩かないまま”というのであれば、筋力が低下して動けなくなってしまいます。
運動は大事です。では、どうしたらよいのか。

脊柱管狭窄症の症状の出ている部位に負担をかけずに、運動をすればよいのです。
歩行に必要な筋肉は、歩く以外の動きでも鍛えることが出来ます。
座ったままで足の筋肉を鍛えたり、仰向けで股関節と膝関節を深く曲げた姿勢での、腰に負担のかからない腹筋をしたり。
このような運動を無理のない程度に継続していただけると良いです。

また、歩行する際も、休みたくなったら無理せずに休み。休み休み歩いて筋力を落とさないようにすると良いです。

根本的には、脊柱に負担がかかりやすい状態が続いた結果、狭窄が発生しているので、骨格(姿勢)を正しい位置にしたり、硬くなった筋肉を柔らかくしたり、弱っている筋肉を鍛えたりすると根本的に改善する可能性が高まります。

参考にされてください!

もし、脊柱管狭窄症でお困りの方は亀太郎はり灸整骨院グループにご相談ください公式ホームページはこちら

 

盛岡市在住・60歳代男性・脊柱管狭窄症|亀太郎はり灸整骨院

2021.07.06 | Category: からだの痛み,鍼灸治療,骨格矯正

皆さんこんにちは(^-^)
亀太郎はり灸整骨院です!

6月以降、農作業での身体の不調を訴えてご来院される患者様が増えています。
特に多いのが、腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症などの腰部の傷病です。
農作業は中腰での作業が多く、更に長時間での作業が多いので、腰回りのトラブルが発生しやすくなります。

今回は、先日、当院にご来院された60歳代男性、脊柱管狭窄症でお困りの方の施術報告を致します。
同じような悩みでお困りの方がいらっしゃいましたら、ご参考にして頂ければと思います。

盛岡市在住の60歳代男性。
兼業農家でこの時期はいつも忙しく作業をされているそうです。
また、野球の審判をボランティアでしているという事もあり、週末はほとんど試合に駆り出されているそうです。
審判も一日中、立ちっぱなしで腰に負担がかかるとのことです。

昨年の12月に右足のしびれと脱力感を覚え、整形外科を受診。
画像検査の結果、「脊柱管狭窄症」という診断があったそうです。
最初は処方薬を服用して様子を見ていたそうなのですが、だんだんと症状が悪化していき、間欠性跛行症状が出現しました。

間歇性跛行とは、脊柱管狭窄症の患者様に確認される症状で、歩行していると足が痛くなる、苦しくなる、しびれるなどの異常感覚を覚えて歩くのが辛くなり、一度その場で座ったり、しゃがんだりして休憩すると、再び歩き出せるというものです。

一般的に脊柱管狭窄症が重症化すると、一度に連続して歩ける距離が短くなってしまうと言われています。

この患者様は、当院へ6月に初診でご来院されました。
当院へ整形外科から転院された理由は、

処方薬を服用すると胃が痛くなったり、腸の調子が悪くなってしまい、食事ができなくなるほどに具合が悪くなるためでした。
更に、薬は症状を根本的に改善するものではないとご自身で判断されて、根本的に良くするために、はり灸整骨院を探していたそうです。
丁度、知人が当院で脊柱管狭窄症の症状が緩和したということでご紹介でお越しになられました。

 

脊柱管狭窄症は完治が非常に難しく、最初は保存療法。
保存療法で改善がみられず、更に日常生活に強い支障をきたしている場合は、手術を行う事が一般的です。
しかし、手術を何回かしても症状が取れない患者様もいます。
我々、はり灸整骨院の現場でも難しい症状です。

脊柱管狭窄症は、突然狭窄するのではなく、徐々に狭窄されることが一般的です。
そして、坐骨神経や大腿神経を圧迫することで、神経症状が足に出て、不調を自覚するのです。

今回の患者様も問診でお話を聞くと、慢性的な腰痛を抱えていたが、とくに治療をせずに、コルセットをしながら、
「騙しだまし」付き合ってきたという事でした。
腰部の筋肉を触ってみると非常に筋緊張が強く、これは腰椎に負担がかかっても不思議ではないというのが印象でした。
そして、発症してから半年が経過して、悪化傾向。今後も忙しく本業と農作業と自宅で母親の介護もしているという事で、通院の時間もなかなか取りにくい環境での施術でした。

施術は週一回の間隔で行いました。
本来は週2回くらい施術を出来ると改善しやすい傾向なのですが、時間が取れないために、毎回鍼施術を入れて出来るだけ回復を早めるような方針で施術をしました。

施術を開始して3回目までは何も変化を感じず。
4回目の施術をした後に、施術後2日間はすごく調子が良かったとの報告がありました。
その後は順調に回復傾向にあり、6月は日課の散歩が出来なかったのですが、7月は毎朝の散歩が出来るようになったとのことでした。

現在、7回目ですが、野球の審判で走る場面があるのですが、全力疾走とまではいきませんが、走ることも出来るようになってきたそうです。

この様に脊柱管狭窄症は時間はかかりますが、しっかりと施術をすることで症状の緩和が期待が出来る症状とも言えます。
個人差があり、一概に全員が良くなるとは言えませんが、少なくとも症状の悪化予防にはつながると思います。

もし、脊柱管狭窄症でお困りの方は、当院へご相談いただければと思います。
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