皆さん、こんにちは!
厨川と津志田で地域の皆さんの健康を応援しております、亀太郎はり灸整骨院です。
今回は、先日、当院へご来院された患者様からの質問をご紹介いたします。
Q.脊柱管狭窄症になってしまい、歩くのが辛いが、歩けなくなるのが嫌だから無理してでも、歩いたほうが良いのか?
この様な質問がありました。
答えは「いいえ」です。
患者様の症状の度合いによって、正解は変わりますが、基本的には無理は禁物です。
脊柱管狭窄症は、歩いている途中で、腰から足にかけての領域のどこかが辛くなり、連続して歩くことが困難になる”間欠性跛行”という症状が出るのが特徴です。この間欠性跛行は、辛くなったら、前かがみになったり、椅子に座って休むと辛い症状が和らぎ、また歩き始めることが出来ます。
身体に痛みが出るというのは、脳がそれ以上負担をかえないようにサインを出しているものとして考えると、歩いていて辛くなっても休まずに無理に歩き続けるという事はあまり望ましくないと言えます。
一方で、確かに”辛くなるから、歩かないまま”というのであれば、筋力が低下して動けなくなってしまいます。
運動は大事です。では、どうしたらよいのか。
脊柱管狭窄症の症状の出ている部位に負担をかけずに、運動をすればよいのです。
歩行に必要な筋肉は、歩く以外の動きでも鍛えることが出来ます。
座ったままで足の筋肉を鍛えたり、仰向けで股関節と膝関節を深く曲げた姿勢での、腰に負担のかからない腹筋をしたり。
このような運動を無理のない程度に継続していただけると良いです。
また、歩行する際も、休みたくなったら無理せずに休み。休み休み歩いて筋力を落とさないようにすると良いです。
根本的には、脊柱に負担がかかりやすい状態が続いた結果、狭窄が発生しているので、骨格(姿勢)を正しい位置にしたり、硬くなった筋肉を柔らかくしたり、弱っている筋肉を鍛えたりすると根本的に改善する可能性が高まります。
参考にされてください!
もし、脊柱管狭窄症でお困りの方は亀太郎はり灸整骨院グループにご相談ください公式ホームページはこちら