皆さんこんにちは!
盛岡市・滝沢市地域を中心に皆様の健康を応援サポートしております。
亀太郎はり灸整骨院です。
今回は症例報告をいたします。もし、同じような症状でお困りの方はご参考にされてください。
50歳代女性
専業主婦
症状:右背部の痛み、右腕のしびれ、右手の脱力、震え
初診日:令和3年3月6日
この患者様は令和2年12月頃から、右腕のしびれと右手の脱力、震えを感じ始めました。
日に日に強くなっていく症状に不安になり、整形外科を同じ月に受診しました。
検査の結果、第5頸椎と第6頸椎の間から出ている神経が圧迫されて発生している神経症状という診断が出ました。
鎮痛剤と筋弛緩薬が処方されて、経過観察するように医師から指示が出たそうです。
安静にして、処方薬を使用しながら経過観察をしていると症状に変化はなく。
定期的に病院受診するも、同じ薬が出て経過観察の指示が出たそうです。
クスリで胃の痛みも出てきて、3月に入って右手のしびれ、脱力が強くなり、症状の悪化を実感したためにこのままでは良くないと思っていた時に、ご自身のヨガの先生から当院で治療を受ける事を勧められてご来院されました。
状態をみると、確かに正中神経という神経の領域に症状が出ていました。
全体の姿勢を診ると、顔が前に出て、肩が内巻き、猫背という頸椎に負担のかかりやすい姿勢になっていました。
内巻き肩の事を指摘すると、以前五十肩を経験したことがあるとお話していました。
五十肩は内巻き姿勢に起因する事が多いです。
文字を書くにも手が震えてしまって大変そうでした。
1回目 頚部、背部に鍼施術。内巻き肩を調整する施術(矯正)を行いました。
2日後、2回目の施術時には、手の震えが以前よりも減ってきているとの報告がありました。
初診から5日後の3回目、手の震えは一切、出なくなりました。
4回目、手のしびれがとれて、頸部の筋緊張のみの自覚症状になりました。
3か月以上悩んでいた症状が、一週間程度で感じなくなったという事で非常に喜ばれていました。
同様の症状でお困りの方は多数当院へお越しになりますが、非常に早く症状が緩和したケースです。
なぜ、このように早く緩和したのか振り返ってみると、普段の姿勢改善を非常に頑張って取り組んでいただけたことが一つの要因だと思います。
内巻き肩などの日常生活の姿勢の蓄積で発症する症状は、根本的には姿勢を改善する事が大事です。
この患者様は、座っている時の姿勢から意識して改善するように努めてくださいました。人間は無意識に自分の楽な姿勢をとる生き物なので、姿勢を正しく維持する事はとても難しいのですが、集中して意識することで内巻き肩になろうとする筋肉が緩んだのだと思います。
結果的に頸椎に負担のかかる時間が減って、早く施術の効果が出たのだと思います。
また、はり施術は神経を圧迫する原因となりえる、深部の筋にアプローチできるので非常に神経症状の緩和に対して相性が良いです。
もし、なかなか改善しない神経症状でお困りの方は当院へご相談ください。
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