皆さん、こんにちは!
亀太郎はり灸整骨院です。
先日、ひどく、首を寝違えて当院へ来院された患者様がいらっしゃいました。
朝起きてみたら、首が痛くて回らない・・・どころか、少しでも動かすと強い痛みが出てしまって、靴下を履くために足下を見ることも出来ない状態でした。
運転も自分では出来ないために、ご家族の方に連れてきてもらっていらっしゃいました。
皆さん、首を寝違えたら、まずは何をしますか?
温める?
冷やす?
ストレッチ?
マッサージ?
鎮痛剤を飲む?
当日中に治療院へ治療を受けに行くことが出来れば、まだ良いと思いますが、もし、当日中に治療院には行けない。でも、仕事に行かなければならない・・どうしますでしょうか?
私だったら、首の筋肉に伸縮性テーピングをします。
おすすめはキネシオテープですね。
薬局でも販売していますので、お持ちでは無い方は購入されると良いと思います。幅広く使用できるので、普段何も困ったことが無くても、一巻持っておくといざという時に非常に便利です。
キネシオテープは、湿布などとは違って、痛み止め成分などは入っていません。
特殊なテーピング加工でリンパ液の流れを良くし、筋肉の周囲の環境を良くしてくれます。
そのために、マッサージなどをしていない状態で、このキネシオテープを筋肉に貼るだけでも、ストレッチをした時に、貼る前と貼った後では、身体の柔らかさがはっきりと変わります。
私もこのテープを初めて貼って、前屈をした時に貼った後は前によく曲がるのを体感して、驚きました。
シップや鎮痛剤も痛みを取るには有効ですが、硬くなってしまった筋肉を柔らかくするのではないので、根本的な解決にはなりません。むしろ、鎮痛剤を飲んで痛みを感じにくくした状態で、無理に動かすと鎮痛剤が切れたときに、痛みを強く感じてしまう可能性もあります。
当院へも鎮痛剤服用後に無理に動かしてしまい、悪化して来院される方もたくさんいます。
さて、テーピングをどこに貼れば良いのかというと、単純に痛みを感じてるところにまずは、貼ってみてください。当然のことながら、全く痛みを感じなくなるわけではないですが、貼ることによって、不安定感が減り、非常に安心感が生まれます。また、人によっては、貼った後に患部が温かく感じる人もいます。とても心地よい感覚です。
テーピングの貼り方は引っ張らずに、筋肉に対してのせていくように貼ります。
引っ張って貼ってしまうと、特殊加工の効果が十分に発揮されにくくなります。
寝違えて、治療院へ行けないときは、ぜひ、テーピングを使ってセルフケアをしてみてください。
もし、寝違えて当院へ来院された場合は、テーピングはもちろんですが、はり施術などもあわせて行い、回復を早める施術を行っております。患者様の症状によって、施術内容は変わりますが、多くの方が鍼をしたことによって、思っていたより早く痛みが取れたと喜ばれます。
もし、お困りの際は当院へご相談ください。
当院のホームページはこちら。