ギプス固定後に間接の動きが悪くなってしまった【盛岡市 整骨院】

2017.12.21 | Category: からだの痛み

こんにちは(^-^)

 

盛岡市・滝沢市地域で皆様の健康を応援、サポートさせていただいております。

亀太郎はり灸整骨院です。

 

凍結路面が続いている最近の盛岡市。

歩く際にも気を付けないと滑って転倒しそうになりますね。

転倒しそうになり、反射的に手をついてしまった際に手首を骨折してしまった。

滑った際に足首をひねったと思っていたら足首を骨折していた。

などと骨折も増える時期です。ご注意ください。

 

さて、今回は骨折をした後に関節が固まってしまい、動きが悪くなってしまった中学生が先日来院されたときの症例をご紹介いたします。

もし、この記事を読んで下さっている患者様で当てはまるような方は参考にしていただければと思います。

 

中学2年生 男性 サッカー部

数カ月前に自宅でサッカーの練習をしている時に足の小指をぶつけてしまい、骨折してしまったそうです。

その後、ギプス固定をしばらく行い2週間前にギプス固定を外したようです。

その後、ゆっくり歩くことから始め、徐々に早歩きに変え、ランニングをしようとしたときに足首に激痛が走ったそうです。

捻ったわけでもないし、もともとケガをしていたわけでもないのになぜ、足首が痛いのだろうと心配になり当院へ来院されました。

実際に足関節を診ると健側に比べて腫れぼったく、可動範囲が狭くなっていました。

 

足の小指の骨折ですが、ギプスは足関節まで固定をします。

そのために、足関節もしばらくの間、全く動いていなかったために関節の組織が固まってしまったのです。

足首の動きが少ないとふくらはぎの筋肉の動きが減ってしまい、末梢に行った血液が心臓にもどる循環が悪くなります。

すると足にむくみが出てしまい、足が腫れてみえます。

 

ではどのようにして改善するかというと、基本的には動かしてあげることが大切です。

可動域を広げるために関節可動域の訓練を行います。

また、硬くなってしまった関節周囲の組織を柔らかくするために、温熱療法を加えたり、物理療法を加えます。

 

初回の施術を終わった後に腫れが少し引いて本人も軽くなったと実感されていました。

 

自分で行う可動域の訓練が基本になりますが、その訓練の仕方、回数、負荷の量は状態によって変化します。

当院では、このように骨折の後に固まってしまった関節を早く回復させる施術も行っています。

早く可動域は戻してしまうのが大切です。

 

骨折の後療に関しての注意点ですが、今回は骨折をした部位が小指でした。施術をしているのは足関節です。

この場合、骨折した部位と当院で施術している部位が異なりますので施術可能ですが、

もし、骨折してしまった部位を施術を受けて早く治したいという場合は、

骨折を診てもらった主治医の同意が必要になりますのでご注意ください。

 

ご不明な点がありましたら気軽に当院へご相談ください。

 

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