症例報告:左足関節捻挫
患者情報
盛岡市在住・10代・男性(学生)
3週間前に左足関節を捻挫。痛みが続き、来院しました。近くに控えた野球の大会に早く復帰したいとの希望がありました。
初回来院時の状況
患者さんは、左足関節の外側に痛みを感じており、特に運動中に強い痛みを訴えていました。
検査結果
- 熱感と腫れあり
- 内反ストレステスト(+)
- 屈曲・伸展(+)
- 荷重時痛(+)、圧痛(+)
検査の結果、足関節Ⅰ度の損傷と腓骨筋腱の炎症が確認されました。
初回施術内容
治療では、筋肉の緊張を緩和し、回復力を高め、足関節への負担を減らすことを目標にしました。
- 筋肉調整:筋緊張の緩和と可動域の向上
- AKA療法:筋緊張の緩和と負荷軽減
- 足関節調整:可動域の向上と負担軽減
- 鍼治療:筋緊張の緩和と回復力の向上
- キネシオテーピング:負荷軽減と回復力向上
2回目来院時の状況
運動中の痛みは軽減し、足関節の可動域も広がっていました。しかし、投球動作時にはまだ痛みが残っていたため、前回と同じ施術を行いました。
ペインスケール(痛みの強さを10段階で評価):10 → 4
3回目来院時の状況
投球動作、特に強い投球を行う時に痛みが残っていましたが、その他の運動中の痛みは軽減。腓骨筋の緊張がまだ強く残っていました。
ペインスケール:10 → 3
5回目来院時の状況
日常生活に支障はなくなり、運動時の痛みもほとんど消えていました。圧痛はわずかに残っていたものの、筋肉の緊張は緩和されていました。
ペインスケール:10 → 2
8回目来院時の状況
運動時や日常生活において痛みは全く感じなくなりました。足関節の可動域をさらに広げるためにストレッチや運動の指導を行い、再発防止のためのメンテナンスを続けることを提案しました。
同じような悩みを持つ方へ
足を捻挫すると、関節や骨格に歪みが残ることが多く、これが再発の原因になることがあります。盛岡市の亀太郎はり灸整骨院グループでは、骨格や足関節の矯正をしっかり行い、パフォーマンスを向上させるサポートを行います。捻挫や足の痛みでお困りの方は、ぜひご相談ください。
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亀太郎はり灸整骨院の尻引です。
今回は、足首の捻挫の後に腰や首の痛みが発生してしまった患者様の症例報告です。
20歳代女性
慣れない厚底サンダルで長時間歩行をした際に、何度か足関節を内反位に軽く捻った。
捻ったときは強い痛みがなかったためにそのままにしておいたが、翌日から足首に痛みが発生。同時にゴキゴキと関節が鳴るようになってしまった。足をかばって生活をしたせいか、3日後くらいから腰と首に違和感が発生。2日後に痛みに変わってしまい来院。
普段からジムで運動をしている方で、身体を痛めた際に当院を以前からご利用いただいている患者様です。
毎日ストレッチや筋トレをしている方ですので、自分の身体の異変をしっかりと察知されています。
今回、足関節が捻挫後からゴキゴキと音がするということでしたので、関節調整をしたところ、パキンという大きな音がして、そのあとはゴキゴキ感が少なくなったと喜ばれていました。
また、いつもと違うバランスで生活をしたために腰部や頸部の筋肉が硬くなってしまい、痛みがでてしまったので、高周波、ラジオ波、筋膜調整、手技、骨格調整を行ったところ、2回の施術で痛みが改善されました。
捻挫グセ(捻挫しやすい関節の形状)は、関節周りの筋肉が弱いことによって起こります。
足関節を内側に捻りにくくするには、腓骨筋という筋肉を鍛えること(上手く使えること)が有効です。
普段から筋トレをしている方でも、この腓骨筋を鍛えているという方は少ないと思います。
腓骨筋は、下腿外側の外くるぶしから膝の外側まである、細い筋肉です。
今回の患者様には、再発防止のために腓骨筋のトレーニングを指導させていただきました。
足関節の捻挫がきっかけで腰や首に痛みが出ることもあるということお伝えいたしました。
身体の痛みは、何かしらの理由があって発せられていることが多いですので、自分の身体をぜひ、見直してみてください(^_^)